椎間板ヘルニアの痛みに翻弄されて、他の事を考える余裕もほとんど無いまま過ごしてきたが、ハタと気付かされることがあった。
来春の花壇を彩る花の手配をしておかなければ間に合わなくなる…
手元にはすでに種苗会社2社から届いた分厚いカタログが2冊、埃をかぶりかけている。
カタログのページを手繰るという行為は、花に限らずどんな種類のものであっても未知の荒野に分け入るようでワクワクと楽しいことこの上ない♪
それが2冊もあるのだから…
午前中掛けてじっくり目を通し、あれこれ吟味した。
結果はパンジーのタネ3種類とネモフィラ・インシグニスブルーのタネ、アネモネとイキシア・ビリティフローラという水色の花を咲かせる球根を選んだ。
な~んだ、などと呆れることなかれ。我なが自分でも随分とかわいいもんだと思う。
以前はパンジーだけでも10種類くらい、そのほかあれこれと注文したものだが、バラを育てるようになって植えるスペースにも限りがあり、減らさざるを得なくなってしまった。
パンジーを10種類も育てようとすると、1種類で30苗くらいは芽が出るから、それを小さなポットに植え替える作業に時間を取られ、さらに300苗もの大量の苗を養生する間、2階のベランダは足の踏み場も無くなってしまい、水やりだけでも随分と時間を取られたものだ。
忙しかった現役時代によくやり続けたもんだと今更ながら感心してしまう。
ジジイになった今となっては、もうそんな真似はとても出来っこない。
まぁ、一種の断捨離みたいなもんなんだろうね。
ところで、ブログで拝見する花のきれいな庭の主がこぞって「猫額庭」を強調されているが、もしや猫の額の意味を御存じないか誤解されているのではないかと思うくらい広々としていて、釈然としないのだ。
そのデンで行けばわが庭はさしずめ「ノミの背中」に過ぎない。
そんな場所にバラを植え始めたのだから、一層スペースは限られてしまう。
カニは自分の甲羅の大きさに合わせて穴を掘るものらしいしね。
一方で、わが人生で初めて、今回カタログから野菜のタネ3種を注文した♪
サラダ感覚で食べられるホウレンソウ、同じくサラダに向いているシュンギク、もっぱらサラダ専用のガーデンレタスミックスの3種類。
植える場所なんてないけど、これはプランターで栽培すれば芽吹いた芽を端から食べて行けば朝食のサラダは賄えるし、たまには夕餉にだって供せる。
とにかくプランター2つづつに時期をズラしてタネを蒔けば、端境期無しに新鮮なサラダが食べられるって寸法なのだ。
タネさえあればいちいち苗を買って来る必要もないし、第一、農薬がかかっていないから超安心♪
遂にボクも野菜のタネにも手を出し始めたってわけさ♪

ルリタマアザミのつぼみが開き始め、色づいてもきた

ミソハギも好きな花の一つ



ホタルブクロにも2番花ってのがあるんだろうか… また咲き出した

緑色の花を咲かせるエキナセアのグリーンジュェルのつぼみ