9月の声を聞いたと思ったらいきなり夏が終わってしまい、あれよあれよという間に秋雨前線が停滞したと思ったら、それもすぐに明けてしまってまたプチ夏がきて、こんどこそなだらかに秋になっていくのかと思いきやまた秋雨前線が戻ってきたとうんざりしたら、今度は冬のように寒くなり…
10月は比較的好天の日が続いたが、考えてみれば夏が強制終了させられ、秋が来てまた夏に戻り、もう一度秋が来て、そのまま冬になったかと思ったらまた秋に戻り、今ようやく師走を迎えている。
分かりやすく示して見ればは夏、秋、夏、秋、冬、秋、師走という図式である。
春がないだけで、言い換えれば、たかだか3か月くらいの短い間に1年が完結していると言ってよく、自然界に目をやると、あちこちでいつものリズムをすっかり乱されてしまった様子もうかがえる。
昨日の散歩でも「おやっ ?! 」を目の当たりにしていささか驚いた。
源平咲きのボケがこんなに花盛り 3本植えられているうちの3本ともこんな調子
サクラより先に咲き出す花だから朝晩は縮みあがるような寒さには慣れっこだろうが、初冬の寒暖の差なんてへっちゃらなご様子
iphone 12mini もボケける時はボケるのだ
季節外れの花だけが咲いているのかと思ったら、小さな実までが出来ているってことは…
実を結ぶために必要なそれなりの時間が経過したってことだろうから、昨日今日花が咲き始めたってわけではなく、ここ何週間前から咲き誇っていたということだろう
まさに恐れ入谷の鬼子母神
そしてボケに向かい合うようにして植えられている道端のコブシだかモクレンの枝先には今にも咲き出しそうにつぼみが膨らんでいる
軟らかそうな産毛にくるまれて…
先端のツボミなどはあとほんの少しで咲き出してsっしまいそう…
ボケのすぐ近くの小さな公園のナンキンハゼがきれいに色づき始めていた
わが家にもこれくらいのナンキンハゼが2本あったのだが、1本は大きくなりすぎて庭に日が当たらなくなり、もう1本は枝が電線を脅かすようになって泣く泣く切り倒してしまった
この木、好きなんだけどなぁ…
おまけはわが家の「伽羅奢」
つるバラは秋には咲かないのだが、今年は初夏の花をきれいに咲かせた後、戻り梅雨と夏の暑さのダブルパンチの果てに黒点病にやられて葉が落ちてしまったり、夏が終わった後の目まぐるしい気候変化の影響を受けたためだろう、初冬だというのにこんなに花を咲かせている
中旬以降でせん定作業に着手してゆっくり養生してもらい、来年に備えてもらうが、それまでは好きにさせておくつもりである