今年の猛暑の中でもまったくめげることなく、株を覆い尽くさんばかりの旺盛さで咲き続けたスーパートレニアが、まだ咲き続けて冬ざれが近づいているわが家の庭を彩ってくれている。
君らのエネルギー源はいったい何で、どこにそんなパワーを秘めているのかね…と、聞いてみたいくらい見た目は華奢ですぐ枯れてしまいそうな植物だが、無尽蔵のパワーには驚くばかりである。
はるか夏前から咲き出し、長いこと咲き続けているにもかかわらず゛咲き疲れ"というものがなく、コンスタントに花を絶やすことなく、次から次に開花させるパワーたるや、この花のエネルギー源を研究したら不老不死とはいかなくとも、限りなくそれに近いエネルギーの源を発見できるかもしれず、ノーベル賞間違いないんじゃないかとさえ思う。
この時期、比較的温かな日々が続いていることも幸いしているのかもしれず、これが霜に当たるようなことになれば……とは思うが、それまではこの植物のパワーに瞠目しつつ楽しんでやろうと思っている。
種をまいて育ててきた5種類のパンジーとビオラは一苗も枯れることなく順調に育っている。
一部はもう咲き出しているし、つぼみをつけた株もちらほら出てきた。
スーパートレニアと交代する時期がやってきているようである。
年内に定植すれば梅雨時まで咲き続けるだろうし、何のことはない、極端なことを言えば花の絶えない庭づくりはスーパートレニアとパンジービオラがあれば事足れりということになる。
まっ、実際はほかにもいろいろ咲かせて楽しむし、何より初夏にはバラが咲き出すから、そうなればどんな花もわき役になってしまう。
演劇の舞台が主役を引き立てる脇役がいてこそ成り立つように、主役だけの花園なんてのはあり得ない。
様々な個性を持つ花々が集まってこそ、お互いが引き立てあって美しい光景の庭が生まれるのだと思う♪
そのベースになる花が、わが家ではこの2種類ということになる。
この色が一番好きだな
紫に近い色合いも
だいぶ大きく育ってきた♪
だいぶ前から一輪だけ咲いていたが、さすがに色が褪せてきたビオラ