海辺のパトロールから引き揚げる途中の住宅地を自転車で走っているとセミの声が聞こえた。
一旦は通り過ぎたものの、直ぐに鳴いていた場所にUターンしてどこで鳴いているのか聞き耳を立ててみる。
ボクの耳は右の耳ひとつしか機能を果たしていないので、場所を特定するのに時間がかかる。
それでも、この木で鳴いているらしい…とめぼしはついた。
ジィ―ジィーと鳴く連続音が聞こえている。
中2の孫娘の姫はまだ幼かった頃、ちょっと離れた場所からボクを呼ぶ時、愛すべき声で「ジィ~ジィ~!」と叫ぶように大声を上げていたことを思い出す。
鳴き声の主はアブラゼミに違いない。
今年初めて聞くセミの鳴き声♪
梅雨明けが6月27日と早かっただけに、真夏になったのにまだ蝉セミの声が聞こえない…と、いささか物足りない気分で待ち焦がれていただけに「ついに!」という思いだ。
道端に佇んで、しばし聞き耳を立てていると、ボクの目の前を小さな女の子を後ろに乗せた若いお母さんが自転車で通りかかり「あっ、セミが鳴いてるっ♪」といって走り抜けていった。
自然に敏感な、とてもいいお母さんである。
あの女の子も自然の息吹に耳を傾けることのできる心豊かな子に成長していくに違いない♪
セミの初鳴き以上に嬉しい光景だった♪
昨日は午後から晴れ上がったので、2度目のお試しパトロールに出かけてみた。
椎間板ヘルニアによる左足の痛みはだいぶ薄らぎ、ほとんど痛みを感じないことの方が多くなってきた。
それでも股関節がきしむように痛むことがあり、完全に良くなったわけでもない。
3日前の4日に罹患以降初めて自転車を漕いだのだが、この時は5kmでやめてしまった。自転車で5kmなんてのは走った内に入らないが、まぁ「お試し」ということで自重しておいたのだ。
昨日は27kmで、これだって大したことはないが、故障上がりということを考えれば「よくぞ」の思いは強い。
一晩経って足の状態がどうなっているか気になったが、今のところ痛みは全くなく、股関節の痛みも感じない♪
…どうやら、大丈夫のようだ。
近々、波打ち際を走る湘南海岸自転車道を走って相模川河口までの往復40kmで最後のお試しをしてみようと思う。
いいぞいいぞ、いい傾向だ♪
あまり雄大ではなかったけれど積乱雲の子どもみたいな雲が…
まず9km離れた江ノ島湘南港灯台へ行く
ブログのトップページの左上に現れる丸窓の中のアイコン写真のモデル
東の方面は良く晴れ上がって青空が広がった
一方、西の方角を見ると…
台風崩れの温帯低気圧が通り過ぎたばかりなのに、海面は穏やか
6月下旬の梅雨明け以来、湘南地方には連日、南西からの強い風が吹きまくっていたので、自転車道はてっきり砂に埋もれているとばかり思っていたが…
感心なことに、除砂作業はしているようで、路面上の堆砂ゼロ
とはいえ、スタート地点から300mも進むと除砂されているのは道幅の半分に狭まってしまう
さらにその先が思いやられるが、今回はここまででUターンしてきた
青い空 青い海 白い砂…
砂浜には珍しく風紋が出来ていた
いかに強い風が吹きまくっていたかの証拠
地球は青かった
最近富士山を見てないんだよな
画面の真正面に控えているはずだが…
短い距離だったが、久しぶりにギラギラの太陽の光を直接浴びて、身体の奥深くまで太陽光線と熱がしみわたっていくのを感じ、オゾンを胸いっぱいに吸い込み、海と空の青さにすっかり染まっていい時間が過ごせた♪