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久しぶりに朝陽が差し込まない朝を迎えているが、それだって雨の匂いは感じられないし、予報では午前中は晴れのマークが並んでいる。

先週は呆れるくらいに良く晴れた日が続き、何のことはない、これぞ正真正銘の「水無月」じゃないか…とニヤニヤしている。

夏大好きニンゲンのボクにとってこの‶梅雨飛ばし〟は大歓迎だ ♪

五月晴れの５月は名前に反して雨ばかり降っていて、その量も水瓶を満たすに十分で、今夏は貯水量を気にすることがないと思われる。

逆にこれ以上降ってもらっては水害やら土砂崩れなど別の心配ごとが生じかねない。

真面目な話、このまま日本列島が太平洋高気圧に覆われる盛夏に突入してしまって一向に差し支えない。

むしろそれを望みますナ。

だって今年はあらゆる意味で、様々な場面で、あるいは事柄でイレギュラーなことばかり。

国民の大多数が首を傾げているのに、政権はあくまで五輪を開催する気だ。

こんなのはその代表格だろっ。

開催国の国民が「どう考えても今は無理だよ」と思っているのを無視して、それでも強引に開催しちゃう五輪なんて今まであったか？

祝福されない五輪なんて…

それならせめて、炎帝にお出まし願って五輪期間中はその猛暑で一層活発な応援を繰り広げてくれるよう、陰ながら祈ろうじゃないの。

これぞモーレツ・過酷な暑さの中でのトーキョー五輪！ってところを見せてもらおうじゃないの。

まっ、こんな根性のひん曲がったようなことを考えさせるのは、ガースの根性が曲がっているからで、ボクの本来の心は素直なものなのだけどね。

対抗するにはそうするしかないものな。

これで無理して開催した期間中に首都圏直下型大地震なんてのが襲ってきたりしたら…

それに、それに…

東日本大震災直後もあわやだったけど、富士山噴火だって今度は現実のものになるかもよ。

夏の関東地方には西寄りの南風が吹くのさ。

噴煙は東京の空を覆い、火山灰が五輪スタジアムに降り注ぐぜ。

大勢の外国選手やら各国要人はどう行動するかね。

彼らの母国は自国軍機を飛ばしてでも自分の国の選手や首相を助けようとするだろう。

どうやって秩序を保つのさ。

コロナと大災害とでそれこそ阿鼻叫喚の大混乱に陥るぜっ。

そうなりゃ医療崩壊どころじゃなくて医療壊滅 ！ いやっトーキョー壊滅 ！ だろっ。

そうなりゃ即、米軍が統治に乗り出し、日本は成すすべなく主権を放棄して従うだけだろう。

クワバラクワバラ…

鎌倉・海蔵寺のアジサイと釣鐘（見出し写真も）