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平方録

湘南の海辺の夏は終わらないよ

街中と違って湘南の海辺の空気は依然として夏真っ盛りなのだが、それでも目に入る景色の中に忍び寄る秋を感じるようにはなってきた。
とはいえ、これから先、晴れてさえいれば冷たい北風が顕著になるまで、まだまだ海辺の夏は続くのだ。
そうでなければ困る。
昨日、朝一番で胃カメラの検査を受けたら「教科書に載せたいくらい綺麗な胃と食道でした」と言われた。
それで気分を良くしたこともあるが、しばらく自転車にも乗っていなかったので久し振りに海沿いのサイクリングロードを走った。
 
台風15号の強風で撤去作業中だった海の家の屋根やら床やらが吹き飛ばされて骨組みだけになってしまった…というのは真っ赤なウソだが、危機一髪だったんじゃないかね
こういう光景のところにだけははっきりと秋風が吹き抜けている=片瀬西浜
 
海水浴場の浜辺は海水浴客からサーファーたちに返還された
 
この日は波が高かった
 
見出し写真と似ているが、こちらはもっと西に寄った茅ヶ崎市柳島付近から茅ヶ崎漁港を振り返ったところ
白い波が目立ち、明るい光の中に青と白2色の世界が広がる
 
大概の台風は南風を引き連れてやってくるため、通過後のサイクリングコース上には大量の砂が堆積して自転車の通行を妨げるのだが、15号は北風だったためコース上に残っていた砂は元の浜辺に押し返され、コースはホウキで掃いたように綺麗になっていた (海側が南)
 
空は青く澄み切って高かった=江ノ島
 
海水の色がくっきりと分かれているのは沿岸一帯どこでも見られた光景
 
帰り道の鎌倉野菜の畑沿いの用水路脇の土手では彼岸花が咲き始めていた
 
例年だと用水路沿いは赤く染まるのだが、草刈りが入ったためか数えるほどしか咲いていないのは寂しい気がする
 
用水路をさらに遡るとハギの垂れる日陰にこれはカルガモだと思うのだが5羽が休んでいて、iphoneを向けたら逃げ出したほうがいいのかじっとそのままにしていていいものか一瞬ソワソワしかけたが、察したボクの方ですぐに背を向けたのでそのままじっとしていた
一番右に少し離れているのがきっと母親で、その他の4羽は今年生まれた子供たちなのだろう
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