今朝起きてパソコンの前に座ると、キーボードのすぐ脇に鮭を口にくわえたままの熊が転がっていた。
台座とセパレートになった置物で、北海道土産の手のひらに乗せてちょうどよいサイズの小さなものだが、さては昨夜の揺れに揺さぶられて台座から転がり落ちたようだ。
こんなことは今までなかったことで、「そんなに揺れたんだ…」と少し驚く。
22:41だったそうだ。
こちらは寝入りばなで、枕元に置いていた携帯電話から例の気持ちの悪い電子音の警報音が「ギュインギュイン」と鳴り響いたので目を覚ましたが、そのままベッドでジッとしていただけで、どれくらい揺れたかなど明確な体感も無ければ記憶も無い。
記憶がないということは、そのまますぐに寝入ったということを意味している。
案の定、昨夜、ボクの様子を見に来た山の神が「東京や横浜では震度5強だったらしいけど、鎌倉は震度3だった」と言っているのをかすかに覚えているから、やっぱり揺れとしては大したことはなかったのだ。
我が家が建っている場所は硬い岩盤の上で、地震の揺れはいつも相場より小さい。
これは実にありがたいことで、しかも我が家は耐震構造に優れた建物なので、大地震が来ても家にいる限り甚大な被害に見舞われることはないと信じている。
何せ、阪神淡路大地震の惨状を見た後に建て直した家だから、それなりの配慮と対策を施した家にしたのだ。
それでも転がり落ちた熊は安定が良くなかったのだろう。それとも大した揺れでもないのに、びっくりして大慌てでもして足を踏み外しでもしたのかしらん。
緊急時は慌てるのが一番いけない。落ち着いて行動すべし。
この地震、東京湾の奥の海底付近が震源地で、まさに首都圏直下型大地震の震源域に想定されている付近で起きた。
まぁ、いずれは起こるのだろうから予行演習に何パターンか分けてボクら人間に提示してもらいたいと思う。
何度か予行演習を繰り返していれば、いきなり大地震の不意打ちを食らうよりずいぶんましだろうから…
脚立を持ち出してキンモクセイの木の下に行き、軽いプラスチック製のボールを花の下にあてがいながら、花を枝先からこそいだり、揺らして振り落としたりして集める
集めた花を金網のザルで揺すって不純物を振り落とし、指やピンセットで取り除いていく
集めた花は総量131gになった ♪
ザルや指で取り除いた花枝やその他不純なものがこんなに…
花は紙パックに入れて沈めるのがいいらしいが、そんなものは家にないのでガーゼにくるんで代用した
左のホワイトリカーの瓶は30分もすると最初は無色透明だったものが、写真で見るように早くもほんのり黄色に染まり始めた