わが家から7km余り、25分くらい自転車を漕いで湘南海岸・片瀬西浜に着いた。
晴れてはいるが、富士山は春霞の中にぼんやりと頭だけを出している。
別に珍しい光景でもなく、それでも定点観測並びに証拠写真をと、iphoneを突っ込んでおいたポケットをまさぐると…
家を出る少し前から充電していたのだ。
出掛ける仕度をしている最中、確かに頭の片隅では「充電中、忘れるべからず!」の注意信号が点滅していた。
今振り返ってみると何が原因でその注意信号から気がそがれてしまったのか、とんと思い当たらない。
これまで2度3度ポケットに入れないまま家を出てしまったことがある。
それでも1kmも走らないうちに気付いて取りに戻れたので、傷は浅かった。
しかし、7km余りも走ってしまうと取りに戻るのも容易ではない。
電話機としての通話機能を使うだけなら、労働市場から撤退した今となっては、その携行は「絶対条件」ではない。
ただ、ブログ用の写真撮影もiphoneに頼っているし、お財布ケータイとしても使っているので単なる携帯電話機とはわけが違う。
自販機で飲料を買うための小銭は持ってきているが、大した額ではない。
昼ご飯はコンビニの握り飯で済ますとしても一番安い種類を1つが精いっぱいで、2つも3つもは無理に決まっている。
不注意さを呪いつつ、家まで取りに戻るしかなかった。
時間にして往復約1時間、距離にして15kmほど。コンチクショウめっ!
こんなひどいケースは初めてだが、ぼちぼちヤキが回ってきたのかもしれないとすると、ヤレヤレである。
気を取り直して走り始めた湘南海岸自転車道沿いにハマエンドウが群れ咲いている場所があった♪
こういう光景に出くわすと、出がけのチョンボでくさくさした気分も吹き飛ぶ
どんな花でもそうだが、ひと塊になって咲いているとそれなりのインパクトがあるものだ
紫色が印象的 スイトピーに似ている?
エンドウ豆に似ていることからその名がつけられたという
花期は4月から7月までと長め
葉の先端には巻きひげが付いていて、捕まるものがあると絡みついて立ち上がるそうな
一部ではほかの植物と入り混じっている
入り混じっていたのが海辺に咲くバラのテリハノイバラ
この花も海岸に大きな群落を成し、5月から6月にかけて海辺の空き地を白い花が覆う様は人目を引く
今から楽しみにしている♪
ハマダイコンが盛り上がって咲き誇っている一角があった
ハマダイコンが盛り上がって咲き誇っている一角があった
一帯が柵で仕切られていて、このハマダイコンの隣には「ハマヒルガオを植えています」と書かれた看板が立てられていた
この一帯を海浜植物の人工的な花園にする気らしい
このすぐ東側の浜には自然が育んだハマヒルガオ群生地が広がっている
来月になると咲き始めるからテリハノイバラ同様楽しみなことである♪
ここで目を閉じて波の音を聞いているうちに寝てしまったらしく、日焼けしてしまった
夕食は今春初めてのタケノコご飯♪
タケノコは近所の竹藪から、サンショの葉は庭から直行
(もちろん、竹藪の所有者が掘ったタケノコを買って来たっていう意味であります)