名前からして魅力的だった。
何しろハナモモの並木道が続くところに若い女性がたくさん集っているなんて…
山の神がネットで見つけたと言ってボクに見せた画像につけられていたその場所の名前が「女坂花桃の道」♪。
この、実に思わせぶりな名前を見たら物見高い人間としてはすぐに腰が浮く。
地図で調べると、たまにパトロールに出かける隣町の田園地帯からわずか4~5kmしか離れていない。
ということはわが家から片道わずか20km足らず。
南寄りの風が強く、往きは北上するので追い風だったが、帰り道はもろに8mものアゲインストを受け、「往きはヨイヨイ帰りはコワイ」を実感しながら、とにかく行ってきた。
しかし「女坂」とは書かれていたが、どこにも「若い…」という文字はなかったことに気付くのは、そろそろ帰ろうかなと思った頃のことでありました。
肝心の花桃も終わりかけていて…
強風にあおられた花びらが舞う中、花桃の道に到着
まぁ、杖をついたおばあちゃんの姿こそ見かけなかったが…
「花桃の里」でなくて、なんで「道」なのかと疑問だったのだが、現地についてみてその理由がすぐに飲み込めた
新幹線の線路わきの細い道の片側に花桃が植えられているだけ
でも、新幹線と花桃がセットで撮れるってのも売りの一つらしい
距離にすれば全体で300m足らず しかもカメラアングルはこの程度オンリー
線路と花桃を隔てるものは金網のフェンスだけ
これでオシマイというあたりに菜の花が植えられ、少しばかり面的な広がりがあるにはあったが…
まぁ、一言で感想を言えば殺風景なところ
おまけに、直ぐ脇を突っ走る新幹線の轟音は思わず首をすくめたくなるほど
地響きに加えて風圧まで感じられて恐怖感さえ覚えた
花はほとんど終わりかけていたし…
正直言えば「道」より「里」であってほしかった
往きは余り走らない境川のサイクリングコースを「追い風に帆掛け」て突っ走る
前方は湘南台駅手前で境川を渡る相模鉄道と横浜市営地下鉄の高架橋
サイクリング中の少年が佇む脇を流れゆく花いかだ
帰り道、コンビニのおにぎりを食べたのは前日も通過した引地川の親水公園のサクラ並木
強風にあおられ、辺りは花吹雪でございました♪