花とおぢさん

花と、庭や自然に関するネタ

ヒヤシンス

2004-04-12 | 花とおぢさん
おそらく知ってる人も多いでしょうが
”ヒヤシンス”、語源はギリシア神話の美少年、
ヒュアキントスですね。
彼が死んだときに流した血から咲いたのが、
この花ということになっています。

どうも、ギリシア神話では
”花”は”男”(それも美男)のものであるような感じで、
同じようなパターンの
美少年アドニスの血から咲いたアネモネや
自分の姿に恋いこがれて水仙の花になってしまった
美青年ナルキッソスなどがいるのに反し、
女性と”花”を結びつける話は、僕は寡聞にして知りません。
(せいぜい月桂樹の木になったダフネくらいか)

まぁ。生物学的に見ると、”美々しく飾り立てる”のは
”オス”であることの方が多いわけですが。
(雄は雌に選んで貰えなけりゃ、子孫残せないもんね)
ギリシア神話がそのへんまで踏まえて、
「オトコは花よ」なのかどうかは知りませんけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする