先日、友人のお見舞いに病院へ…
複雑骨折で手術を終え、今は回復を待つのみとなりました。
『大変な思いをしたね。でもこれだけで済んでよかったと思ってプラス思考で頑張ろう!』
『そのほうが、きっと回復力もスピードアップするよ!』
そこから数日後、
病院へ伺った時、理学療法士の先生のリハビリ真っ最中でした。
それではと遠慮して帰ろうとしたのですが、
先生がわざわざ席を用意してくれたのでそのままお話に耳を傾けました。
先生は『今、ありがとうキャンペーン中の話をしていた所、皆ありがとう!って言えてるかい?』
『ありがとうキャンペーンってこの病院のイベントか何かのキャンペーンってことですか?』
と聞いたところ
『いやいや、自分の考えで取り組んでいるキャンペーンさ!』
『日本人はね、お礼を言う時にありがとうよりもすみませんのほうが圧倒的に多くてね…』
『もう僕は10年も続けてありがとうキャンペーンを伝えているんだ』
『それは素晴らしいキャンペーンですね~!』
『家の中でもやってるかい?僕は家族中でやってるよ』
『すみませんって言っても感謝の心は伝わらないからね』
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実は私やっています
我家でもありがとうは惜しみなく声にしています
家の中で出来るからこそ、外に行っても自然に出てくるものと思っているからです。
そうやって親から子へ、子から孫へと心の道は繋がって行くものと思っています。
生意気言ってごめんなさい
時代の流れと共に 親子の係わり方も少しずつ変わってきている様な気がしています。
そして、酷過ぎる事件が余りにも多くて本当に心が痛みます。
心育まれていくのはまずは家庭が基盤と私は思います。
そんな話題からリハビリの話になって、
『実は私も整形外科にリハビリに通っています。』
『そこで、ストレッチのやり方も教えて頂いて寝起きの時と、就寝の前に頑張って来たんだけれど…』
『お布団の厚さに負けて出来なくなっちゃったのよね。』
『あぁ、それは出来なくなっちゃったんではなくて、理由をつけてやらないだけだね!』
痛! その通りでした。
『出来なくなったという人は必ず屁理屈言って正当化するんだ!』
『誰の為でもない、自分の為だからね!』
『はい!その通りでした!』
『良かった!先生に出会えて!又頑張ります!』
その日から心入れ替えてストレッチを再開したのでした