腰痛・膝痛やスランプなど、ハムストリング(腿裏)の硬さ(貼り過ぎている)が一つの原因です。
しかし、自分が長年経験してきて、ストレッチを好きな人は少ない…
のが現実。
やらなきゃいけないとは思ってるけど…
と、分かっている方も多い。
そこで、前屈を2.3種類の前屈ストレッチを行うだけで柔らかくなったらストレッチを少し好きになってくれるのではないか⁈
から、理論と種類と順番を考えました。
もう、何年前になるかな…?
前屈をただ痛いだけでは柔らかくなる前に断念してしまうので、それよりは痛みが少なく直後5〜15センチくらい曲がるようになれば、痛みより驚きと実感が湧く。
ストレッチもトレーニングも継続が1番難しいので、ちょっと驚いてくれて継続して貰えたら嬉しいですね。
ストレッチをおこなうにあたって
前屈を何となくやると、骨盤が後傾した状態になる事が多い。背中を丸めるだけで前屈となっているので、骨盤を床に対して垂直に立てる必要があります。
簡単に言うと、腿裏の筋肉は骨盤直下から膝裏にかけて伸びているものが多いので、骨盤を立てる事で伸びやすく身体を位置する事ができる。
但し、自然に座った時に骨盤が後傾していればハムストリングが硬いのは予想でき、最初から立てる事は困難な場合がある事や怪我も心配される。
そこで、徐々に筋を伸ばしていく強度を上げる事で骨盤が立ちやすくなり、その分前へ倒れる事ができるというストレッチ法です。
自分のストレッチ教室や講義のつかみのストレッチでもあるので、一般の方から指導者まで覚えて頂くと良いかなと思います。
ストレッチポイント
全種類
①ゆっくり10秒でおこなう
②呼吸は吐きながら前屈をしていく
③限界点では呼吸をゆっくり繰り返す
④体制をゆっくり戻す
⑤少し伸びて痛いか伸びて痛いくらいまで前屈する
ストレッチの進め方
A長座(両脚を伸ばして座る・普段通りのストレッチをする)
①限界まで前屈して、どこまで手が届いたか確認する
B強制片足前屈(自分で強制しながらのストレッチ)
①片足を上げて、もう一方の脚の膝よりも手前(大腿部側)に足首を乗せる(上から脚を見て4の字)
②両手で伸ばした足に向かって前屈をしていく
C 脚部裏側の外側をストレッチする
①Bを行った後、脚はそのままで、乗せている脚と同じ方の手で、伸ばしている脚の小指根元外側を持って前屈(身体を少しひねる感じで、小指根元外側が持てなければ足首外側でも良い)
D反対の足も同様に B・Cを行う
E骨盤を立てる
①両脚を伸ばして座る
②臀部横辺りに手をついて臀部を持ち上げ、後方へ勢い良く引く(踵は引きずられる感じ)
F最初の前屈より曲がったか?曲がりやすさを感じるか?を確認して行う。
ストレッチを徐々にそのままストレッチ→セルフ矯正ストレッチの順番にストレッチすると伸張率が上げやすくなります。
ここで言う、膝の上辺りに足首を乗せる事は、自ら膝が浮かない様に重りをして強制している事をセルフ強制ストレッチと言います。
一時的な柔軟性を上げるストレッチになりますが、ただ痛いと思うストレッチをやるより効果的で柔軟性も高まりやすいです。何より、このストレッチで驚きと実感をして頂き、継続とストレッチへの興味が今よりも持って頂けたらと思います。
学生で体力テスト前にこれをしたら…座位体前屈は記録アップ⁈
さぁ〜チャレンジ!
あなたは、どれだけ柔らかくなる⁈
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