上腕二頭筋をピンポイントでトレーニングするには、肘固定が必要になります。
スタンディングでおこなうといった事もあると思いますが、スタンディングの場合は、肘固定・姿勢全体固定が必要になり難しさが増します。
よく見かけるのが、上げる瞬間に状態を後方に引きながらウエイトを上げるといったアームカールがあります。
勿論、間違えではありませんが、後方に状態を引く動作で、腰部などの怪我に繋がる恐れがありますので気をつけて頂きたい。
高重量になればなるほど、状態を後方に引くといった勢いを使う事になりますが、やはりウエイトの数字マジックに魅了されてしまいがち…
これからのトレーニングは、ウエイトの重さより、いかに鍛えたい部位がピンポイントで効いているのか?効かせられているのか?を重視する必要があると思います。
それが、老若男女それぞれや個々に合った効果的なトレーニングとなり、自分に合った重量や回数やセット数になってきます。
数字は後からついてくる!
と、いったイメージですね。
現に、クライアントさんには指導中にこんな感じで話しています
①重量下げた方がいいんやない?
②回数か〜だいたいで、5とか10とか…とりあえず決めて、姿勢やフォーム重視でやってしっかできた時は、ピンポイントでアプローチできていて、その主の筋肉の限界回数で、ピタッと動作が決まるから
③セット数もとりあえずで3とか5とか…
restを30〜60秒くらいで短くやっていくと主の筋肉がは早くて1セット目から張るのが分かるから限界セット数も分かるよ
などです。
姿勢(土台)フォームを重視しないと、主筋肉が勝手に変わっていたり、その動作以外の協働筋を増やしてって、身体が勝手に反応して、主筋肉へのアプローチが弱くなる。それは、効くまでや疲れるまでおこなう事になるとか、他の種目を足していく事になり、トレーニング時間がどんどん伸びていきます。
そんな長時間を取れる方は、一部に過ぎないと思います。
それを、時間は作るものだと言われる方もおりますが、現に無理というご意見の方が多いかな
だったら、出来るだけ主動筋を1種で早く仕上げる事、全身を使いながら主筋肉をピンポイントでアプローチさせる事で、主筋肉の効きの満足感や全身の筋バランスを整え、全身にも効くといったトレーニングが必要で今後の老若男女関係ない、高効果・高効率・個々に合ったトレーニングとなります。
まぁ〜そんなトレーニング法(T-Styleトレーニング法)ですね
アームカール
①肘をインクラインベンチの背もたれに固定する
②ダンベルやペットボトルなどは、指で引っ掛けておき、手首は力を抜き垂らしておく
③手首中央を肩の方へ寄せていく様にウエイトを上げていく(手や手首に力が入らない様に)
④反対もおこなう
※スタンディングでおこなう場合は、上腕と肘を身体前方に付けたままおこなう
※腰で引く動作はしない様にする
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