23:30、家の電話が鳴った。
昨夜、夜更かししたせいで、ダンナは早々に眠ってしまっていた。
決して大きくは無い呼び出し音に、心臓が過剰なほど反応する。
受話器を取ると、雑音だけが聞こえ電話の主は言葉を発しない。
ダンナの友達?イタズラ?それとも、まさか…?
一瞬考えが巡り、瞬時に電話を切る。
いやな、予感。
きっと嫌な電話だ。
もしかして、まさか…ねぇ。
一瞬次のコールが鳴るのを待ったが、鳴らない…な?
やっぱり間違いだったか、と安心しかけた瞬間、再び電話が鳴った。
うわー、やばいよ、これは。
受話器を取る。もしもし?
…もしもし。○○ですけど。 と、くぐもった男の人の声。
(心の声 → やっぱりー…ハァ…最悪ぅ
)
夜分遅くすみません。
そーだねぇー。ちょっとねぇー。うん。 と、あーあって感じを滲ませつつ。
(心の声 → つーか、やめてくれよ。何度言ったら解るんだろ?)
ごめん、またかけるね。
はーい、んじゃねー。 と、かなりテキトーに流した感じで。
(心の声 → 二度とかけてこないでねー。)
電話の主は、学生時代の友達の男の子。
言っておくが、元カレでも何でもない、ただの友達。
わしが結婚してからも何故か家に用事も無いのに電話をかけてきていた。
いーかげん、ダンナが怒ってしまったくらいだ。
そんだけ電話をしてくるということは、わしの事好きなんじゃないか?っつー、迷惑極まりない憶測が飛び出るかもしれない。
ダンナもそうだった。
まぁ、そう考えるのが普通かもな。
何も無くて、ダンナがいる女友達の家(しかも遠方に住んでる)に頻繁に電話するかぁ?!、と。
でも、そいつはそういうヤツなのだ。
念を押すが、元カレでもなんでもない、本当にただの友達だ。
そしてその行動は、わしに好意があるというものでは、絶対にない。
そいつは、別の女友達にも同じように酔っ払って何度も電話して、終いにゃ怒鳴られて怒られて嫌われて、着信拒否設定にされてしまったようなヤツなのだ。
わしはそのコからアイツに携帯番号は教えるなと言われ、未だに教えてない。
教えたらもっとかかってくるよーって(笑)
チャラいヤツでもない、すごく真面目過ぎるくらいなんだけど、空気が読めないっつーか状況を読めないっつーか。
あー、あとねー、用事が無いからさ、会話が続かないのもイタイ(笑)
わしも頻繁にかかってきた時にはきちんと言ったし怒りもした。
ダンナも快く思ってないし本当に困る、と。
何年か電話はなかったのに、ある日突然かかってきてびっくりした。
あまりにびっくりしすぎて、優しく話してしまったのがいけなかったか?
今日もそりゃ久しぶりの電話だけど、あまりにも常識がなさすぎる。
ただ寂しくて、学生時代の楽しかった事をひと時でも思い出したいのかも知れない。
大概、電話をしてくるのはちょっと酔っ払っている時だ。
だからといって、許されるものではないのだけど。
一体どーしたものか?
本人に迷惑だと言っても、本当には理解してもらえないみたいだし。
わしも今日は早く寝ようと思っていたのに、寝そびれてしまった。
もー、どーしてくれるのよー!バカー!!
昨夜、夜更かししたせいで、ダンナは早々に眠ってしまっていた。
決して大きくは無い呼び出し音に、心臓が過剰なほど反応する。
受話器を取ると、雑音だけが聞こえ電話の主は言葉を発しない。
ダンナの友達?イタズラ?それとも、まさか…?
一瞬考えが巡り、瞬時に電話を切る。
いやな、予感。
きっと嫌な電話だ。
もしかして、まさか…ねぇ。
一瞬次のコールが鳴るのを待ったが、鳴らない…な?
やっぱり間違いだったか、と安心しかけた瞬間、再び電話が鳴った。
うわー、やばいよ、これは。
受話器を取る。もしもし?
…もしもし。○○ですけど。 と、くぐもった男の人の声。
(心の声 → やっぱりー…ハァ…最悪ぅ

夜分遅くすみません。
そーだねぇー。ちょっとねぇー。うん。 と、あーあって感じを滲ませつつ。
(心の声 → つーか、やめてくれよ。何度言ったら解るんだろ?)
ごめん、またかけるね。
はーい、んじゃねー。 と、かなりテキトーに流した感じで。
(心の声 → 二度とかけてこないでねー。)
電話の主は、学生時代の友達の男の子。
言っておくが、元カレでも何でもない、ただの友達。
わしが結婚してからも何故か家に用事も無いのに電話をかけてきていた。
いーかげん、ダンナが怒ってしまったくらいだ。
そんだけ電話をしてくるということは、わしの事好きなんじゃないか?っつー、迷惑極まりない憶測が飛び出るかもしれない。
ダンナもそうだった。
まぁ、そう考えるのが普通かもな。
何も無くて、ダンナがいる女友達の家(しかも遠方に住んでる)に頻繁に電話するかぁ?!、と。
でも、そいつはそういうヤツなのだ。
念を押すが、元カレでもなんでもない、本当にただの友達だ。
そしてその行動は、わしに好意があるというものでは、絶対にない。
そいつは、別の女友達にも同じように酔っ払って何度も電話して、終いにゃ怒鳴られて怒られて嫌われて、着信拒否設定にされてしまったようなヤツなのだ。
わしはそのコからアイツに携帯番号は教えるなと言われ、未だに教えてない。
教えたらもっとかかってくるよーって(笑)
チャラいヤツでもない、すごく真面目過ぎるくらいなんだけど、空気が読めないっつーか状況を読めないっつーか。
あー、あとねー、用事が無いからさ、会話が続かないのもイタイ(笑)
わしも頻繁にかかってきた時にはきちんと言ったし怒りもした。
ダンナも快く思ってないし本当に困る、と。
何年か電話はなかったのに、ある日突然かかってきてびっくりした。
あまりにびっくりしすぎて、優しく話してしまったのがいけなかったか?
今日もそりゃ久しぶりの電話だけど、あまりにも常識がなさすぎる。
ただ寂しくて、学生時代の楽しかった事をひと時でも思い出したいのかも知れない。
大概、電話をしてくるのはちょっと酔っ払っている時だ。
だからといって、許されるものではないのだけど。
一体どーしたものか?
本人に迷惑だと言っても、本当には理解してもらえないみたいだし。
わしも今日は早く寝ようと思っていたのに、寝そびれてしまった。
もー、どーしてくれるのよー!バカー!!