長野からすでに1週間が過ぎてしまったぁ…。
もう、すでに遠い記憶のような…あぁ。
1日目は善光寺に行って、2日目は戸隠で美味い蕎麦を食し、3日目は松代へ。
何だかのんびりと山々や緑に癒され、でも予想外の暑さにヤラれつつ楽しんできました。
長野の旅で印象的だったのは、人の気持ちの優しさ。
みんなとても優しい。ギスギスしてなくて気持ちに余裕があるような。
長野のお国柄とでもいうのかな?みんないい人だった。
お漬物屋さんで、地ビールを買えるお店はあるか?と聞いたら、電話帳で調べてくれたり、知ってるお店に直接電話で問い合わせてくれたりした。
しかも嫌な顔ひとつせず、だ。解らないと言えば済むことなのに。
自分達にとって関係ないことなのに、忙しいはずなのに、すごく一生懸命親身に対応してくれて嬉しかったり申し訳なかったり。
長野に着いてすぐ入ったお蕎麦屋さんのおばさんは、お会計の後少し雑談をした最後に「元気でね」って笑顔で言った。
ご飯を食べたお店でそんな言葉をかけてもらったのは初めてでびっくりした。
思わず「はい!じゃぁ、また」ってこちらもつられて笑顔で答えてしまった。
3日目の松代から長野市内に帰るバスの中。
バスの前の方にはおばさんがひとり座っていた。
わしらが後ろの方に座ったら、くるっと後ろを振り返って笑顔で「暑いからね、これ」と手に何かを持って、オイデオイデしてる。
そばに行ったら、おばさんの家で取ったような杏を5個わしの手に乗せてくれた。
降りてから改めてお礼を言ったら、杏が松代の名物になったいわれをお話してくれた。
きっと、せっかく来たなら地元の名物をぜひ食べてみて、という気持ちだったんだろうと思う。
見ず知らずの観光客に笑顔で声をかけてくれ、杏をくれるおばさんの気持ちの良さというかその優しさと心の余裕みたいなものにちょっと感動した。
だって、わしにはそんな事出来ない。
自分の地元で、偶然バスで乗り合わせた観光客に、自分が持ってる名物をあげようとか、声を掛けようとも思わないだろう。
知らない人から貰ったものなんて…と思う人もいるかもしれない。
でも、おばさんの笑顔や態度はあまりに自然で、その親切をすんなり受けてしまうような空気を持っていた。
ほんとはもっと他にも、沢山の人の優しさに出会った旅だった。
見返りを求めていない優しさに出会うと、自分の心の狭さや余裕の無さをこれでもかと見せ付けられて、正直痛い。
自分の足りないところ、自分の汚いところが露呈されてしまうからだ。
もう少しでも、他の人に優しくなりたい。
初めて食べた生の杏は、甘くてわしの大好きなプラムと良く似た味がした。
もう、すでに遠い記憶のような…あぁ。
1日目は善光寺に行って、2日目は戸隠で美味い蕎麦を食し、3日目は松代へ。
何だかのんびりと山々や緑に癒され、でも予想外の暑さにヤラれつつ楽しんできました。
長野の旅で印象的だったのは、人の気持ちの優しさ。
みんなとても優しい。ギスギスしてなくて気持ちに余裕があるような。
長野のお国柄とでもいうのかな?みんないい人だった。
お漬物屋さんで、地ビールを買えるお店はあるか?と聞いたら、電話帳で調べてくれたり、知ってるお店に直接電話で問い合わせてくれたりした。
しかも嫌な顔ひとつせず、だ。解らないと言えば済むことなのに。
自分達にとって関係ないことなのに、忙しいはずなのに、すごく一生懸命親身に対応してくれて嬉しかったり申し訳なかったり。
長野に着いてすぐ入ったお蕎麦屋さんのおばさんは、お会計の後少し雑談をした最後に「元気でね」って笑顔で言った。
ご飯を食べたお店でそんな言葉をかけてもらったのは初めてでびっくりした。
思わず「はい!じゃぁ、また」ってこちらもつられて笑顔で答えてしまった。
3日目の松代から長野市内に帰るバスの中。
バスの前の方にはおばさんがひとり座っていた。
わしらが後ろの方に座ったら、くるっと後ろを振り返って笑顔で「暑いからね、これ」と手に何かを持って、オイデオイデしてる。
そばに行ったら、おばさんの家で取ったような杏を5個わしの手に乗せてくれた。
降りてから改めてお礼を言ったら、杏が松代の名物になったいわれをお話してくれた。
きっと、せっかく来たなら地元の名物をぜひ食べてみて、という気持ちだったんだろうと思う。
見ず知らずの観光客に笑顔で声をかけてくれ、杏をくれるおばさんの気持ちの良さというかその優しさと心の余裕みたいなものにちょっと感動した。
だって、わしにはそんな事出来ない。
自分の地元で、偶然バスで乗り合わせた観光客に、自分が持ってる名物をあげようとか、声を掛けようとも思わないだろう。
知らない人から貰ったものなんて…と思う人もいるかもしれない。
でも、おばさんの笑顔や態度はあまりに自然で、その親切をすんなり受けてしまうような空気を持っていた。
ほんとはもっと他にも、沢山の人の優しさに出会った旅だった。
見返りを求めていない優しさに出会うと、自分の心の狭さや余裕の無さをこれでもかと見せ付けられて、正直痛い。
自分の足りないところ、自分の汚いところが露呈されてしまうからだ。
もう少しでも、他の人に優しくなりたい。
初めて食べた生の杏は、甘くてわしの大好きなプラムと良く似た味がした。