晴彦日記

双極性障害1型と1型糖尿病(インスリン注射必要)と闘いながら、少しでも幸せになれるように頑張っています。

民主党への期待

2009年09月06日 12時21分52秒 | 日本の平和
選挙速報の結果をテレビで最初に見た瞬間
私も民主党の圧勝に驚きました。
そして多くの自民党の重鎮達が当選ギリギリラインであることに
やや興奮を覚えました。

いくらかの有力議員は比例代表制のおかげで
復活当選しましたが、政界から脱落した人も何人かいました。
自民党の政策に国民がノーを突きつけた形となりました。
4年前の郵政選挙が嘘のようです。

民主党が日教組、在日韓国人、在日朝鮮人との
つながりが深いことも理解しています。
民主党が自民党と旧社会党出身者の寄せ集めであることにも
不安があります。

子供手当や農業への補助金の配布
製造業への派遣労働者の禁止などのマニフェストにも疑問を感じます。
高速道路無料化は急ぐべき課題ではないと思います。

また民主党が社民党や国民新党と手を組むことにも疑問を感じます。
そもそも参議院選挙で選ばれた議員が
政党に属していること自体に問題があります。
参議院は衆議院での政策について有識者として
判断を仰ぐ場であると思います。
ねじれ国会を引き起こし、解散できない参議院は必要ないと思います。

そのような色々な問題をかかえつつも私は民主党に期待しています。
霞ヶ関を解体し、無駄を省き、地方分権が実現することが
日本再生の第一歩です。これを遅々としてでもやれれば大したものです。
そして霞ヶ関の解体に異常なほどの執念を燃やしていると思います。
民主党にはその点に関して、とても期待しているからです。

小泉構造改革を引き継いだ安部首相や福田首相も
霞ヶ関の解体を目指していました。
しかしながらリーダーシップが欠けていました。

安部首相は就任直後に中国と韓国を訪問しました。
丁度その時、北朝鮮の核実験が行われました。
北朝鮮を徹底的に批判する絶好な機会が訪れた訳です。
北朝鮮問題は長年、安部首相が積極的に解決しようとしていた課題でした。

北朝鮮で日本人拉致を行った実行犯を
誘拐犯人だと判断し、日本に送検し、日本の裁判を受けさせるべきでした。
そしてこの誘拐事件の慰謝料として、一人の拉致被害者に対し
3億円位を要求するようなパフォーマンスが必要でした。

安部首相政権が参議院選挙で敗北した大きな理由は
民主党の長妻議員による年金問題への追求が大きな原因だと思います。

でも年金問題は安部首相の責任ではなく
長い間、現在の年金制度を続いてきた官僚の失策です。
厚生労働省を徹底的に強い口調で批判するべきでした。
また国民総背番号制に強く反対した野党に問題をすりかえる手もありました。

霞ヶ関の解体、公務員制度改革に対し奮闘し頑張ってきたのが渡辺喜美氏です。
しかしながら麻生首相に交代し、昔の自民党に逆戻りしてしまいました。
そして渡辺喜美氏は残念ながら自民党を離党しました。
昔の自民党からの脱却を国民が支持したのが4年前の選挙だったと思います。

麻生首相の行った経済対策としての定額給付金の配布や
26兆9000億円にも及ぶ公共事業へのばらまきにより
国民の支持は失われたと思います。
漢字の読み間違いのようなつまらないことを
マスコミが大きく報道したことも原因の1つだと思います。

公共投資による箱物作りをやめることは大切です。
たった50年前に始まった年金制度は少子高齢化で破綻するでしょう。
それを見越して、若者達は年金を払わなくなってきました。

国民の貯金1500兆円をいかに市場に流通させること
たとえば現在の相続税制度などの税制の抜本的な改革を
真剣に考える時期だと思っています。

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