東森英彦の反逆者日記

思い付きな日々の追憶

にくにくい

2010-11-13 11:58:36 | 日常/酒/散歩
今日は今から一年振りに、そーとー昔からお世話になってる兄ちゃん宅に肉を食べに行くの。20畳のバルコニーで(都内でやぞ!すげー笑)オジ様方集まりBBQなのだ。焼き肉とかBBQとか一年に一回くらいしか食わねぇ~な笑 血を作ってくるわん 酒の量もハンパないけど笑(皆さんね)

「押し付け」

2010-11-13 02:24:19 | 相棒との会話シリーズ
「話を聞いてくれよ、なっ。アンタが俺を殺れって言われた事は解った。でもその依頼した奴は間違ってんだ!誤解してんだよ!くそ、ほんとなんだって、話つけるからさ!ちょっ…」 眉間に押し付け引き金を絞った。往生際の悪い奴だな。お前の事情は俺には関係ねぇんだ。

部屋に戻ると女がやけに赤っぽい茶を飲んでた「終わった!?ご苦労様」 問題?いやなかったけど、アイツ最後までゴネてたな。 「当たり前でしょ、素直に死ぬ人間なんていないわよ」 …そうかな?俺はこの仕事で思った事があるんだよ、最後の瞬間は何て言うか、相手は理解するもんだって。ゴタゴタなんて言わないし、もっと敬意ある事なんだよ。「ふ~ん、まぁいいじゃない。ちゃんと仕事して来たんだし。お茶飲む?」 良くないね、アイツは自分の死を、尊厳を傷つけたんだ。最後の自分さえにも泥を投げつけたんだ。「アンタはほんと細かい所気にするんだから。本人が敬意なんてクソくらえってんなら仕方ないじゃない」
俺の気がすまねぇよ。仕事だけど、何か神聖なモノを感じるんだよ。得体の知れない赤っぽい茶を一口飲み、女は一人ごちした「誰かを知ろうと思ったら、その誰かが生きた年月分の物語があるって事よ。その往生際の悪さだって物語の一つなの。たまたま相手の人生にアンタがピリオドうったけど、相手の人生では、その最後はまだ物語の全てではなかったのよ。」 そーゆーもんかね。納得してねぇけど。 「こう思いなさい、アンタが敬意を持ってヒットする事こそが、相手の尊厳を守ってると。それがアンタを守ってると。」 なるほど。まぁうまく言われてる感じするけど、いいやそれで。納得してやるよ。女は笑って茶を注いだ「自分のルールは自分に当てはめるだけでいいのよ。無事終わったんだから、お茶でも飲んで力ぬいたら?」 一口飲んでみる。ぶぇっ!なんだよ!!これ!ひでぇ味だな! 「知りたい?体の自浄作用もあるんだって、この間本読んで………」