たまねこ*古布とmy garden

キュプラのチュニック

キュプラのチュニックと書きましたが、

明確な素材名はわかりません。

でもよく目にするのです。それらの共通点は、

広幅である、柄ゆきが洋風でかわいい。

生地の質感がトロンとしている。

他に普段着に多いことかな。静電気が起きにくいそうです。

このチュニック、お着物からとは思えないでしょう。

裏の無地の部分をヨークに使いました。

別の同様な生地をくるみボタンにしてみました。

ちなみにキュプラについて…

コットンから生まれた再生セルロース繊維のことです。

銅アンモニア溶液で繊維を溶かして紡糸します。

キュプラとは『銅』の意味です。つまり、製造法にちなんだ名称です。

「キュプラ」は別名「ペンベルグ」とも呼ぱれています。

つまり“キュプラ”のブランド。

と言えば旭化成ですが、

もともとはドイツのベンベルグ社が開発したのだそうです。

繊維一つにも、いろいろな歴史があるのですね。

他に再生セルロース繊維にはレーヨンがあり、最近人気の、

テンセルは木材のセルロースを原料としているそうです。







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