早速お写真を!
今日のK's Gardenは鳳仙花。
女の子は誰でも赤い花びらを爪を染める為に。
指にぐるぐる巻きにして一夜眠った思い出があるでしょう。
それで、ツマクレナイ、ツマベニ(爪紅)の名がお馴染みかな?
学校では、茎の柔らかさを利用し、茎の断面の観察や、
赤インクを吸い上げさせて導管の観察など
また種の自動散布として教材に利用されたそうです。
確かに、よく成熟した果実を軽く押さえると、
果実は急激に割れて種子をはじき飛ばすので、
面白がって遊んだ記憶が誰にでもあるでしょう。
わたしたちは花の鮮やかな色や形や香りを愛でますが,
花の主な役目は,繁殖という重要な過程のために
種を作ることだそうです。
その目的を果たすため,花の種は旅上手です。
中には風または水によって非常に遠くまで
運ばれるものもありますが,
ほとんどは特定の地域に合ったつくりになっているのだそうです。
つまり、運ばれる範囲がおのずと限られています。
例えばタンポポや紅葉の種など,
パラシュートのようなものが付いている種は
わずかな距離しか旅しません。
それでもあまり近くで密になると生育も
おぼつかないかもしれませんので、
鳳仙花のように適度の範囲に種が散らばるように
設計してあるのかもしれませんね。
正に「スープの冷めない距離」にです。
世界のグローバル化により人為的な帰化植物(外来種)の中には、
本来の地域生態系に属していた植物と置き換わったり、
近縁の在来種と交雑するなど、
侵入先の生態系に大きな影響を与えるものもあるそうです。
このような種については、駆除や侵入の防止などの措置が必要で、
私たちの地域ではオオキンケイギク等がその対象となっています。
勿論、プラス面も多々あるでしょう。
でも、私たち人間はたとえ良かれと思ったことでも、
事の多くの結果を良く知らないのですから
聖書の中で、エレミヤが述べているように,
「自分の歩みを導くことさえ,歩んでいるその人に
属しているのでは(ない)」からです。―エレ 10:23。
という言葉を謙遜に考慮することは大切かなと思います。
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