源氏香と茶道具や花の模様の綿入りです。
紋が付いていますので更生品でしょう。
時代は明治で筒描きのようです。
模様の源氏香とは何種類かの香りを組み合わせて
その香木の香りを嗅ぎ当てる組香の遊びの一つです。
源氏香では5種類の香木を5包ずつ合計25包を混ぜ合わせて、
そこから無作為に抽出した5包を順に焚いて、
香席に5回まわし、聞香炉の香りを聞いた後にその図を、
源氏物語の巻名に当てはめられた「源氏香之図」に
垂らし合わせて、巻名で答えて遊びます。
その後源氏香之図のデザインが独立して、着物や帯の柄、
茶道具の柄などに用いられる様になったのだそうです。
このお客様は古布のコレクターで、以前素晴らしい
江戸縮緬の長襦袢をお譲りした事があります。
次のお写真は一昨日お見えになられたお客様のお土産です。
熊本フジバンビの黒糖ドーナツ棒です。
とてもおいしかったです。絣などお買い上げの上、
お土産までいただいてありがとうございました。
にほんブログ村
最新の画像もっと見る
最近の「着物リメイク」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事