長くやっていると、つい勢いでそのまま続けてしまいそうなもんだが、やっぱり世の中不況なのかなぁ？・・とゆー事で（？？・・なんやねん）１０年の勢いで行ってきたのが、ハリーポッター 死の秘宝Ⅱ・・・そこまで飛ぶかい・・・。
２００１年からなので毎年作れば２００８年に終わっていたはずだが、ずれたり、話を２つに分けたりして、引き伸ばされてしまった。可愛い子供だった主人公達もすっかり大人になってしまった。
たまたま封切りが節電休日の１５日だったのが幸いした。初日の初回は混むから避けた方がいいと思ってはいたのだが、金曜の９：３０AMが初上映という一般人が早すぎて行き辛い時間であったのと、１時間後に３Ｄ版の上映があり、恐らくマニアはそっちに行くだろうという能天気な予想を立てて出かけた。
予想は結果オーライの大正解だったが最終話なのにこんなに少なくていいのか心配になる。初回はキャパ半分以下の入りというところだった。来週にならないと、興行成績まとめが出ないが、Ⅰがかなり酷評されていたので観客が減ったのだろうか。客層はお婆ァの集団とぼーずの様な一人爺ィが多く、若者が少なかった。
驚いたのは後半、あちこちの場面ですすり泣きが聞こえたことだった。うーん、ぼーずは年寄りなので、そこまでの感情移入は出来なかった。長い物語をⅠよりは上手にまとめてはいたが、原作を作り変えた部分もあるので、もう少し工夫があっても良かった気もする。（あんまりやると原作派が怒り狂うのは明らかだが）
中でも宿敵スネイプが実は陰でハリーを守っていたというくだりは本よりも理解しやすかった。が、あれだけハリーをいじめ倒しておいて実は守護者だったと言われても素直に飲み込めん（笑）。そして、記憶の元をビンに詰める代わりに集めたのがスネイプの涙。汗よりましだけどちょっと気色悪い。（これくらいのネタバレは・・許して頂きたい）
Ⅰよりは面白いというのが素直な感想だが、さて濃ゆいファンたちはどう受け止めただろう。最後に関してはもう一回見てもいいかなと思う。３Ｄを高い、意味の無い立体が多過ぎと文句を垂れてきたぼーずだが、やっぱり１回は観たくなったのだ。まったく！！我ながら意志薄弱（笑）。
