我が家では人間用は問題ないのだがワンコ用が残り1ロール余となった。いつもの奴が手に入らなかったときは、人間用を回すしかない。何が違うかというとワンコ用は安い上に、きつい香料が仕込んである。トイレに置くのはためらうが、アサのかぐわしい匂いがする落とし物を包んでビニール袋に収めるには、あのきつい香りが相応しい。
マスクは自分が風邪の場合以外では基本的に着けないので問題はないのだが、アルコール消毒剤はいまだに欠品が続いている。婆さんが生きていた時は、家の中でもこまめに使っていたが、アルコールで除菌は出来ても汚れは落ちない。今は消毒用石鹸で手を洗い、アルコールは外出時にのみ使っている。

手指消毒用をマキロンのボトルに詰め替え、食事前に手に垂らす。トイレで手を洗っても座るまでに蛇口のタップやドアノブに手を触れるからだ。アルコールの在庫不足はちょっと手強い。今までそんなもんを使わなかった連中までが買い占めに走っているから。幸い棚にいくつかの在庫を発見し、使ってきたがこれもラスト1本になってしまった。
近所のホームセンターで400円程のものがアマゾンで7千円近い価格が付いていた。出品者はクソッタレとしか言いようがない。先日、なんと台所の棚から噴霧式アルコールの詰め替え用ボトルが3本出てきた。ただ消防法の規制を抜けるために濃度が59%しかない。手指の消毒に最適な濃度は70%だそうな。無水エタノールがあればすぐ濃度を上げられるのにな。
メーカーに確認したが、口に入って問題になるものは使っていないそうだ。そりゃそうだ、じゃなきゃまな板には使えない。ただ、手指の消毒に有効とは口が裂けても言えないとのこと(笑)。気長に無水エタノールを探すか。薬局曰く、メーカーに在庫はうなってるのだが、容器が中国製のため市場に出にくくなっているそうだ。すべての部屋の前にスプレーが常備されている病院を見ると、この説は正しそうに思えてくる。
残ったこの1本を大事に使うしかないな。使い切っても59%では心もとない。ここは75.5%に登場願おう。とっときのオーバープルーフラム(笑)。151プルーフという帆船時代の船乗りにとっては聖水に等しい。トラファルガー海戦で戦死したネルソン提督の遺体を樽に入れ、オーバープルーフのラム、レモンハートを満たしたという伝説もあるくらいだ。実際にはブランデーという説もあるが、船乗りならラムだろう。わしゃ、こいつで乗り切るぞ。飲めるのも最高(笑)。
