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究極の心地良さ(その1)

きちんと保管しておきたいので、高価な本を買う時はだいたい実家に送らせている。夏休みに読もうと思って買ったのがこれ、京都の老舗旅館 俵屋の一年を記した『俵屋相伝 (受け継がれしもの)』 逆立ちしても泊まれないから買った?・・・わけではない。



10年程前、会社から勤続25周年祝いと言うことで旅行クーポンが出た。有難いが、使えるのは本人と配偶者のみ。国内旅行には過分で、海外旅行には足りないという中途半端な金額。しかも有効期限は1年で、連続した旅行以外には使えない。30年まで待つともう少し増えるというのだが、この会社貰える内に貰っておかないと危ない(笑)。即ゲット。

ここで浮かんだアイデアは普段逆立ちしても泊まれないような所に行こうという事だった。帝国ホテルのスイートで2泊もすれば予算は使い切るのだが、そんな広いだけの部屋に泊まるのもなぁ・・・むしろ純和風の旅館にするかと京都の俵屋を調べてみた。なんと朝夕付きで首都のスイートより安い(笑)。

早速俵屋に電話し、予約と料理の追加を頼む。新幹線代は余裕で残ったので、山口まで足を延ばし高校の恩師を訪ねることにした。それでも1500円程余っていたので、関連会社の旅客担当に『これ、タクシー券にならんか』と聞くと『すみません。この1500円、私に下さい』・・・はぁ??

『Tさん(私のことデス)全部ご自分で手配されたのはいいのですが、これだと我々に手数料が一切入りません。せめてこの残り位は頂かないと私が上司に怒られます』・・・え、JRや旅館から割戻しは無いの?『それはこちらでパックツアーにした場合だけです』…知らんかった(笑)。

と言う事で、山口で恩師の顔を見た後、京都へとんぼ返りし俵屋に向かう。初めて見た老舗旅館は意外にこじんまりとした印象を受けた。打ち水をされた石畳が京都らしさ全開。

で、肝心な中身はここへ続く
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