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超長編漫画

先日親子の和解がニュースになった。山岡士郎と海原雄山、誰やそれ?と言う方の為に書き添えれば・・・『美味しんぼ』という漫画のキャラ。単行本は百数巻まで出ているというので長い物語だ。ぼーずも最初は引き込まれる様に読んだが、途中でしんどくなり止めてしまった。

レストランでここに書かれた内容を自分の言葉のようにしゃべる薄っぺらな模倣者たちがあちこちに出だしたことが興味を失った一因かもしれないが、化学調味料への不安や食の安全性など共感する部分は多かった。スーパードライの味気なさ(あれって発泡酒に近くないか??)とそれしか置かない店が増えたことに不満だったぼーずは、『あんなもん美味くない』という所には拍手大喝采だったのだが。飽きてきたんだな、これが・・・。

漫画とは絵とストーリーの両輪が活躍してこそ面白くなる。作画担当の人には悪いが、絵がもうひとつと感じた。下手と言うのではなくキャラに表情がなかったのだ。おまけに食に対するうんちくがすごい割にはタルタルステーキからは湯気が立っていたことも。ま、かの料理、日本ではポピュラーじゃないけどね。なら馬刺しの話にすればいい。タルタルステーキという珍しいものを語るなら、原作者と作画担当はもうちょっとコミュニケーションをとらないとダメだろう。

もうチョイ言わしてもらえば、あれはそんな美味いもんじゃないと思うよ。自分で味付けする楽しみはあるだろうが、そんな楽しみ方をしたいならイギリスに行けばいい。『イギリスにも料理番組がある』『それは料理の作り方を教えるのか?』というやり取りが冗談になるのは、かの国において、時として味付けは客の仕事になるからだ。テーブルにシーズニングがずらっと並んでいるのだって、要は自分でやれ(笑)ということ。

フランクフルト近郊のバートホンブルグというカジノと温泉の町があるが、ここの名物がタルタルステーキだった。タマネギ、ケッパー、オイル、ビネガー、塩、胡椒等を生のミンチ状牛肉に自分の好みで混ぜ、食べるのだが・・・迎賓館(フランクフルトの韓国料理屋)のユッケの方が数倍美味かった。

お疑いのお方は銀座ケテルでも試して頂きたいが、実はぼーずここのタルタルステーキは食ったことがない・・・だって高いんだもん(わはは)。話は例の如く大脱線してしまったが、取りあえず美味しんぼの作者たちにはご苦労様と言いたい。
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