コロナが少しマシになったので、ニューヨークからここＮＹ(西淀川)のハウリンバーへ鈴木ヒロさんが来てくれた。三年振りだというがそんなになるか。ブログを読み返すと確かに前回は2019年とある。この時はここハウリンと難波の２Daysだった。今回はハウリンだけなので29日は勇んで塚本に出かけた。
ちょっと早かったので途中の天一･･･ラーメン屋ではなく、ここ塚本に昔からある老舗の洋食屋さん･･･で串カツとビール、ポテサラも付けてしまう。ここの串カツは大ぶりの牛串が3本も盛ってあるが価格は立ち飲みの串カツ屋並みというお得感溢れる一皿だ。
今夜の面子は鈴木ヒロさん(g．Vo)に静沢真紀(g)ちゃん、神吉信一(Drs)さんという前回のメンバーに、別ライブで営業中のフクちんに代わり京都の大御所ベーシストである山田晴三さんが参加。更にヴォーカルとして前回は客席から呼び込まれた後藤裕子ちゃんが正式メンバーに。
一部が開始。①Tulsa Time ②She Just Wants To Dance？(ちょっと怪しい）③Come on in my Kitchen ④Gambler ⑤Feelin' Alright ⑥Mary Jane ⑦I Shall Be Released ⑧Little by Little
一部は元々カントリーの曲だったのをクラプトンが有名にした①で幕が開けた。元祖ブルースマン、ロバートジョンソンの③やトラフィックの作品をジョー=コッカーが流行らせた⑤、ディランの曲をBandが名アレンジした⑦等をカヴァー曲のスタイルで聴かせてくれる。一部最後は菊田俊さんのお師匠ジュニア=ウエルズの⑧をほぼウエルズのスタイルで。
二部①In The Middle Of The Night ②Hard To Handle ③ブルースメドレーThat's Alright～Have You Ever Loved A Woman ④Jump Jive an’Wail ⑤Can't You See ⑥Yellow Moon ⑦Baby, I'm In the Mood for You ⑧The Weight
二部はヒロさんらしく多彩なナンバーで①の次はオーティスの②。③のブルースはメドレーでマディー=ウォーターズのThat's Alright～フレディ=キングのHave You Ever Loved A Womanを。ケッサクなのはブライアン=セッツァーのナンバーで④。神戸のタク＆ブギーロケッツの西田卓矢さんがネットで流していたのを見て『これやろう』と思ったとか。タクさんは客席で笑いながらMCを聞いていた。次いでマーシャル=タッカーバンドの⑤、ネヴィルブラザーズの⑥、ディランの⑦。最後はディランつながり？かバンドの⑧で終了する。
アンコールはオールマン=ブラザーズでSouthbound。1992年に渡米し、地元の演奏に顔を出しては徐々に仲間入りしたというヒロさん。一言でブルースギタリストと括るには申し訳ない程、いろんな曲を聴かせてくれた。今回も日本のメンバーと息の合った掛け合いを聴かせてくれたが、正式メンバーに加わった裕子ちゃんのコーラスの付け方が最高だった。ハウリンが超満員だったライブ。またやってねぇ～。
