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残り雪の朝

雪が降るたびに繰り返されるのが『雪に弱い首都圏』という報道。本来、人口過密地域こそ暮らす為のマナーが必要なのだが、自分さえよければといった人が多い首都圏なのである意味当たり前かもしれない。が、余りにも策無しなのは悲しいものがある。

あちこちで見かける掻いた雪を道路の真ん中に放り投げる行為は如何なものか。確か凍結を引き起こすような行動は道交法違反だったと思うのだが。14日は朝の雨がいきなり雪に変わった。遅刻を恐れバイクで出かけたのが運の尽きだった(笑)。当然置いて帰る。靴はシャーベット溜りにどっぷり漬かる。

怖かったのは朝。凍結でバスが来ないのではないかと恐る恐る停留所に向かうと長蛇の列。始発駅なのに何故来ない??ようやく来たバスに乗るが速度は歩くようなもんだ。途中であきらめ旧道で降りて会社を目指す。暫く歩いたが、乗ってきたバス ↓ は未だに目の前を走っている(笑)。





↑ 国道に出ると更に大渋滞。国道に沿った建物は店舗が多いので雪掻きをしないのが困る。一般人が雪に弱い原因のひとつで、もう一つは掻いた雪の置き場(捨て場)がない。都会の排水温度は高いんだから下水にぶち込んだら溶けないかな?今日は足回りを完璧に装備し、水溜まりも怖くない。 ↓ 年に2~3回しか使わないソレルのカリブー。



雪に弱い理由その2は貧弱な履物だ。昨日は雪を予想せず、バッシュで帰ってエライ目にあったが、今朝の残雪は判っているのに何故対策を講じない?最悪は女子高生にサラリーマンか。ひととき足回りを固めた集団とすれ違うが、そこは自衛隊正門前(笑)。やはり備えは万全な人たちだ。

なんでも外国がいいとは言いたくないが、ドイツでは自宅前の公道に積もった雪は住人責任で雪掻きをしなくてはならない。万一残雪でコケたりすれば損害賠償を請求されることもあるとか。さすがワーゲン(VW:ファオヴェーと発音してね)の前。ちゃんと雪掻きがしてある。



会社まで行くと雪だるまが迎えてくれた。・・・まさか就業時間中に作ってないだろうな(笑)。しかし、この雑な造り・・・作者はデザイン部門じゃないな。

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