妹尾師匠が存命だった頃、Seno-Teraというバンドがあった。筆者が習い出したのは2000年だが、その頃にはもうバンドはあったような覚えがあるのだが・・・さぁどうだ(笑)。このブログは2004年に始め、その年に演奏記録が残っている。いろいろ検索していたら1996年結成とあった・・・最初からググれよ!(笑)。バンド名は師匠のSenoと師匠の古くからの友人、ギタリストの寺田一仁さんのTeraから来ている。
筆者が退職し故郷に帰って来てからだと思う。寺田さんがギタリストの石井完治さんとKan-Teraというバンドを作ったのを知った。西荻窪にある寺田さんのライブハウスTerraでの演奏模様を動画で見て、聴きに行きたいと痛切に思った。なんと、そのバンドが9日は大阪にやって来た。メンバーは石井完治(g,Vo) 寺田一仁(g,Vo) 六川正彦(b) 松本照夫(Drs,Vo) 千賀太郎(Harp,Vo)の皆さん。(敬称略ね)
会場の茨木ジャックライオンは今迄何度か行こうとして諦めたお店。ウチから行くと茨木の一駅手前の南茨木からモノレールに乗り換える必要がある。何度もグーグルストルートビューでおさらいして行ったのに、目的の摂津駅を降りたら行き方が良く判らん。明るい内に行ったのが幸いし、知ったような風景をたどってなんとか店に到着。
当然扉は閉まっているが、十三で仕入れたみたらし団子がまだ温かい内に渡したい。お店の方にお願いしたら、快く楽屋迄案内してくれた。アンガトね。楽屋の扉を開けたらTerraの看板娘??ジュンちゃんが立っていた。奥には寺さん達も・・・うわー10年振り?。関西に来るたび、完ちゃんには会っていたが、Kan-Teraは初めてだもんな。
その昔、師匠が大手の教室を抜けた後にハープ教室の会場を貸してくれたのは寺さんのギターショップだった。お陰で寺さん・ジュンちゃんには毎月お会いしており、当時の昔話に花が咲く。リズム隊の照夫さん・六川さんは最近もお会いしていたが、太郎君は師匠がやっていた“はもにか道場”以来、ほぼ10年振りだ。今はコテッチャンの仕切りで、このイベントは続いている。
客席に移動し、ビールを飲んでいると静沢真紀ちゃんがレッスンを終え(当然だが教える方ね)ギターを担いでやって来た。間に合って良かったね。幕が開き、マイルスのナンバーでスタート。ベテラン揃いなんで演奏は上手いに決まってるのだが、太郎君が更にパワーアップしていた。10ホールだけでなくクロマチックも巧みにこなす。
照夫さんに『太郎はハーモニカ、教えてないの?』と問われ、まんざらではなさそうだった太郎君。この際、彼のトコに習いに行くかとも思わんではないが・・・『教えるのはヤブさかではないが、最初の1年は筋トレだけ』と言われ、本気で躊躇しているワシ。
因みにこの日の完治さんが弾き倒したギターは真紀ちゃんが担いできた335。弾き終わる度に『このギターいいなぁ。ホントに貰っていいのかな』・・・言うてませんって(笑)。