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偏向映画観(2本目)

後者エラゴンに至っては、構成が最悪(笑)。内容の薄さがそれに拍車をかける。このストーリーならドラクエ4あたりをそのまま持ってきた方が面白かったんじゃないかな。画面は素晴らしく良く出来ている。ドラゴンは本当に生きているようだった。このスタッフの腕なら実写で鉄腕アトムも可能だろう。こいつらが、もしドラクエを撮ったらすごいだろうな(笑)。

問題はまず陳腐なストーリーにあると思った。御都合主義が透けて見えるというより、隠そうともしない、まさにそのものなのだ。例えば、主人公が転んだ目の前に消毒薬と包帯が落ちていたような(笑)。原作もこうなのかな?トルーキンの指輪物語は全巻、夢中で読めたけどなぁ。

いつ覚えたかも判らない回復呪文でドラゴンを治したり。剣術を学んことが無い、百姓の子供であった主人公が1~2回教わっただけで、剣を巧みに使いこなしたりと何でもありのストーリーだった。TVで放映されるた映画の中には時間の都合で一部内容がカットされ、時々訳の判らんストーリーを見せられることがあるが、映画館でこんな目にはあいたくない。しかし、あの調子じゃまだ続くんだろうな。多分、次作は敵の反撃にあう物語だと思う・・・って見え見えじゃないか。

映画の続編ものはつい見てしまうが、どうしても最初の作を越えられないものが多い。スターウォーズみたいに最終作で謎解きが出来る優れものも無いことは無いが、引っ張るだけ引っ張られてなーんだという映画を何度か見せられた事があるので、つい身構えてしまう。2作目を作るなら、あの予測は間違いだったと言わせるものを作って欲しいものだ。

参考のため『エラゴン』をグーグると原作者はかなり若い人らしい。だったらもっとみずみずしさとか若さを強調すればいいのにと原作を読みもせず思ってしまった。主人公の成長する姿を描くビルドゥングス=ロマンはやはり作者の人生経験から来るバックボーンが必要なんじゃないかなと思った。10代でデビューした作家には難しいかもしれない。
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