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信じる奴、信じない奴

中学時代の愛読書に『いたずらの天才』と言う本があった。アレン=スミスというアメリカ人の元新聞記者が彼の身の回りにいた、いたずら者の実例を書いたものだ。よくもまあ、これだけの変人がこの人の回りに集まったもんだと感心してしまう。

パーティで女性用トイレに金魚を放したり、トムとジェリーにも出てくるが靴と底の間にマッチを詰め火を付けたり。これはホットフットと呼ばれ、ひどいいたずらの代名詞だとか。皮は焦げるし編み上げ靴でやられると脱ぐのに手間取りエライ目にあうとか(・・・これをいたずらで済ますかぁ)

ここで著者が力説していたのは、いたずらは年がら年中やるものであり、エイプリルフールにいそいそといたずらをする奴は素人に過ぎないというのだ。子供ぼーずはいたく感激し、4月1日は平和に過ごすのを旨としてきた。

とはいえ普段の行いがものをいい、同僚のケイジローと喋っていると真っ赤なブラを握りしめた秘書のザビーネに『お前らのどちらかであることは判ってる。白状しろ』と詰め寄られた事があった。机の上にリボンをかけた包みがあり、開けたらスケスケの赤いブラとショーツが入っていたと言うのだ。

二人で否定したが、真犯人が名乗り出るまで信じてもらえなかった。いい年になって何か起こる毎に疑われるのはさすがに恥ずかしく、それ以来大人しくしてきたぼーずであった。

そして時は過ぎ、一昨日のこと。月末のくそ忙しい中、同僚の女性が消え帰って来ない。ぼーずの会社は個人にPHSを持たせているのだが、なぜか彼女には代表電話でかかって来ることが多く、しかも転送するとお話中。少々ムカついたので『タカラのカヤマ様よりTEL有り、03-3604-2000に連絡されたし』とメモを残した。

しばらくすると彼女はゲラゲラ笑いながら『ちょっと!これってリカちゃん電話でしょ』・・くそー何でかける前にバレた??(オバハンええ年して今でもかけてるな?)長年大人しくし過ぎてヒッカケの腕が錆び付いてしまったようだ。

ところが今日、彼女はそのメモを書き直し、新入りの男性の机に置いていた。その男性目を白黒させ『な、なんですか、これ!!』うーん。素直な奴はちゃんと引っかかるじゃないか(笑)。人選を誤っただけだった。

※この電話番号は本当にリカちゃん電話です。しつこく電話を聞いてくる輩に使ってください。ちなみにぼーずは偽装アンケートで電話番号を聞かれると、近所の交番の番号を書くようにしています。
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