最初Martyはカホンを演奏。彼を初めて聴いたのは会社に入って2年目、もんた&Brothersでドラムを叩いていた時だと思う。勿論その頃はTVで見るだけで、話したのは10年程前にあった福生Blues Festival。その時彼はドラムだけでなくMCも担当していた。
俊さんはシカゴに20余年住み、著名なBluesミュージシャン達と共演するだけでなく、Koko Taylorのレギュラーバックバンドの一員だったギタリスト。現在は台湾在住で世界中を飛び回ってる。中身を確認せず行ってしまったが、この日のイベントは「ビートルズ、ストーンズ、クラプトンのルーツと憧れはブルースだった!」“Roots of Music”と題し、ブルース歴史とルーツを演奏とトークで楽しく解説するというものだった。
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Jump Bluesから始まり、年代や地域で有名な曲を演奏してくれる、云わばBlues講座と言っていい催しだった。面白かったのはやはりMartyや俊さんの住んでいたシカゴについての話だ。Martyの子供の頃、すぐ近所になんとMuddy Watersが住んでいたという。前を通りかかるとたまにポーチに座り、弾き語りをしていたそうな(笑)
この日の晴三さんはカリンバもヴォーカルもなく、トークはMartyと俊さんに任せて黙々とベースを弾いていた。珍しいのはMartyがヴォーカルを2曲ほど取ったことか。1曲目はCaledoniaを何故かヒロミさんに換え熱唱。もう一曲は『若い頃はBluesよりSoulだった』と言うだけあってBill Withers のAin't No Sunshineを歌ってくれたが、素朴な声ですごく良かった。もっと歌って欲しいな。
後半はドラムセットを駆使し、迫力のあるドラミングを聴かせてくれたMartyだけど、最大の驚きは日本語での解説(爆)。10年前のMCが英語だったので、それからずっと下手な英語で話しかけてたのに・・・ゆーてくれよ、人が悪いなぁ(笑)。いつだったか西ヤンが『あいつ関西弁べらべらやで』と言っていたが、確かにその通りだった。
最後に、Martyの秘密兵器?カホン用指輪型シェーカーを上げておく。遼天工房(京都の某名刹の中にあるカホン工房。端材の銘木でシェーカーも作っている)の和尚さん、これ作ってみない??
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