筆者の仕事は、会のスケジュール推進だった。その会で開発責任者が合否の指示を出すのだが、それをホワイトボードに板書し、指示した役員と開発チームに提示して双方の確認を取る。この時に漢字が出てこないのが致命傷となった。難しい字ならカナで誤魔化す手もあるが、簡単な字が思い出せん。中には『おい、昨晩おねーちゃんと飲み過ぎたか?』と必死で思い出している筆者にイラン突っ込みをする役員もいて増々パニックに陥ったりする。
その内こちらも知恵が付いて、難しい字はパスしてまずカナ書き。それを体で隠しておいて、思い出したらこそっと書き直すことにした。取り敢えずその場を切り抜けたら、最終的にはワープロで清書するので問題はない。その後、責任者のサインを入れて発行し、関係部門に配って一件落着となる。
こんな仕事ともおさらばしてもう何年もたったが、字を忘れるとやはり恥ずかしいものだ。先日は病院の問診で既往症を書かされ、携帯で打ってみたワタシ。高血圧ぐらいは書けるが、難しい字だと画面を見ても良く判らん。個人的には鬱病なんて何回見直しても書けんから、絶対に鬱病には成れん。
まぁ、取り敢えず平仮名で誤魔化すのは、恥ずかしいがアリだと思う。高校東洋史の恩師オッサン(これ渾名デス)も『書けないからって、嘘字を書くな。国語じゃないんだから平仮名で減点はしない』と良く怒ってたもんだ。
前々から気になっていたのだが、中国人が漢字をド忘れしたらどうするんだろう?長年の疑問だったのだが、YouTuberの李姉妹が教えてくれた。①ピンイン(中国語の発音記号)で書く。②思いついたそれらしきデタラメ漢字を書く。③同発音もしくは似た漢字を当てる。②③は後で直すので筆者流と言えないこともないか(笑)。ピンインが無い数千年?はこれだったんだろうな。
直し忘れてウン千年後に見つかったらいい恥だろうな(笑)。面子を大切にする人達なんで、子孫がこっそり直すかもしれない。書かれたものが石碑で無いことを祈ろう(笑)。
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