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鉄人28号

今となってははっきりしないのだが、鉄人28号を知ったのは多分漫画が最初だったと思う。近所にある小学校前の文房具店が貸し本もやっており、そこで歳の近い叔父(当時中学生)が借りた少年という月刊誌に連載されていたが、1日借りて10円位だったように思う。本自体も100円しなかったんじゃないかな。

幼稚園で鉄人ごっこをしても、少年誌を読んでいる奴なんかいないので簡単に鉄人になれたのだが、続いてラジオ放送されるようになってからは人気が出て競争は激化し、なかなか28号にはなれなかった。また、小学生になるとTVの実写版が登場したが、当時のTVは奢侈品で、各家庭にあるわけではなかった。

唯一TVのあった大学教授の家に入り浸りになる訳にもいかず、更に子供心にもあまりにチープな出来に失望し、ほとんど見た覚えは無い。なにせこの鉄人、人間がドラム缶に入ったようなシェープで、背の高さは2m。子供に子供騙しと思われてどーする(笑)。これでは製作者も辛かったと思う。

もっとも当時の実写版は鉄腕アトムも似たようなもんで、宇宙人が水中眼鏡をかけ、足にはスキューバのフィンを使っていたのがまる判りだった。どーゆー宇宙人だ(笑)。これじゃ海底人やっちゅうねん。

空飛ぶ円盤に至っては、スバル360の周りをハリボテで囲い、走るけど飛ばない(飛べない)直径4m程の円盤だった。国中が貧しかった時代とはいえ、これは無いと思ったものだ。鉄人に爆発的人気が出たのは、グリコというスポンサーを得て、アニメ版が登場した時だろう。

中学になった頃だったろうか。雑誌の連載が中止された。TVモノクロアニメ版の再放送は何回かあったようだが、もはや見たいという歳ではなく、ずーっと忘れ去ってきた。なぜこんなことを書いたかというと・・・買ってしまったのだ、リメイク版『鉄人28号』を全巻(笑)。

そして、実家のベッドの棚には28号と相棒(元は敵同士)のブラックオックスが・・・(笑)。極め付けはこれ。新長田駅前である。



ちょいと逆光で撮りにくかった。今度、朝から撮影しに行くか(笑)。

コメント一覧

ひげぼーず
http://blue.ap.teacup.com/higeboozu/538.html
あらートイチ、久しぶりやねー。珍しいとこに来てくれたなぁ。元気か?うーん、そーやって蝶よ花よと育てられ(ちょっとちゃうか?)た割には・・・・わはは、それは言うまい。

聞きたいことがあるんやけど、河口の岸壁に付いてたムール貝をドブ貝と呼んでいたのはうっとこの辺りだけか?(香露園の浜)

どうもドブ貝とは淡水、それも沼地の泥の中で取れるらしい。食用にはせんほうがええと言うのが食った人達の意見(笑)。
トイチ
トイチだす。

オオ!!実写版の鉄人28号をご存知でしたか?

当時の人気番組の「番頭はんと丁稚どん」の裏番組でしたので、なかなか見せてもらえず、beginning theme songの流れる中、ヘリに乗った正太郎がロールケーキに二本箸をさしたようなリモコンをガチガチやってたのと、ヒト大の鉄人が印象的でした。正太郎の子役がエライでぶで、「コネ採用かな」と子供心に思いました。テーマソングは「正太郎は英雄だ」というところしか覚えてません。
「少年」という月刊誌を親にとってもらっていたのと、貸本屋から古くなった単行本を安く買い受けましたので、全て読んでいると思います。古貸本に対して、「どんなヒトが読んだかわからん本を‥」と母親が不潔がり、日光消毒と称して、ベランダに干していたのを思い出しました。当時「日光消毒」がはやっていたのですかね?
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