とは言え、人間のやる逆立ちでそんなことをやれば我が身に災難が降りかかるのは明らかである。このワンコの逆立ちとは前足だけで踏ん張り、後の両足を上げる“金のしゃちほこ”状態をいう。その状態で器用に固体を落としてくれたので紙を敷くのが楽な犬でもあった。
ムツゴロウこと畑正憲さんの飼っていたタヌキのマリも同じようなことをして、ムツさんが『逆立ちしてウンコするのは、天地運行の理に反する』と書いておられた事があった。犬系の動物にはあることなのかもしれない。(しかし、他犬がこれをやっているのは見た事がないなぁ)
ユリがフィラリアにやられて、家にはミキだけになった。そうこうするうちに、ハスキーのヤンがやってきた。Janisというカッコイイ名前を付けて埼玉の友人宅から車に載せて大事に連れ帰ったのに・・・次に帰ったらヤンと呼ばれていた(笑)。孫ができて最初は喜んでいた、ばーちゃん犬ミキであったが、だんだんワンパク娘を持て余し気味になるのが人間の祖母-孫関係のようで可笑しかった。
そのうちヤンの方が大きくなった頃、ミキは生誕18年の誕生日を迎え、その後しばらくして大往生をとげた。最期の頃は目が悪くなり、正面から声をかけて近づかないと怖がるようになっていた。後から撫でようとして母が噛まれそうになったと言っていた。ヤンもそれが判っていたのか、前ほどにはちょっかいを出さないようになっていたのが不思議だった。
※ ここに続く(19Dec2006)
最新の画像もっと見る
最近の「ひげぼーずのつぶやき」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事