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何ちゃってインド料理

大学生の時だった。東三国という新大阪の隣で家庭教師のバイトをしたことがあった。給料日の帰りにコリアン通りの焼肉屋へ行くのが楽しみだった。確かビールと焼肉2皿で千円しなかったと思う。ミノ、小腸、ハラミと言った、いわゆるホルモンを食べるようになったのはこの時からだった。

ある日、焼肉屋が閉まっていたのでそのあたりにあった安そうな寿司屋に入った。ごく普通の寿司屋だったのだが、エビだけはちょっと変わっていた。どう見ても大正海老ではという大きなエビを開き、350g?のハンバーグ大に形を整えた酢飯に乗せた。恵方握りかぃという突っ込みも出来ない内にそれを数個に切り、バランに乗せてくれた。

恐らく大阪名物、箱寿司の応用だったんじゃないかと思う。後にも先にも、こんなエビの握り?は食べたことが無い。それなりに美味かったが、海外で出されたら絶対になんちゃって寿司と言って非難していただろう。僕が作るタンドリーチキンもきっとインド人からすればこれに負けないなんちゃって料理になるんじゃないかな(笑)



生姜やニンニク、スパイスを混ぜたヨーグルトに鶏肉を漬け込む所までは多分許されると思うのだが、それを焼き魚用の無煙ロースターで焼く。タンドール窯で焼いていないのでなんちゃってタンドリーチキン。↓ この時は同じくインドではシバかれるであろうビーフでなんちゃってビリヤーニを作り、合わせてみた。



鶏肉は骨なしなのでチキンティッカと呼ぶべきか?味は店で食べるのと遜色ないと思うけどなぁ(笑)。もっとも銀座ナイルの親父に言わせると、タンドールは一般家庭が持つものではないそうだ。従ってインド家庭料理を名乗るナイルに薄焼きパンのチャパティやロティはあってもタンドールで焼き上げるナンは無いと言われた。

親父曰く『ウチは家庭の味を出すからね。所で日本で一番いいタンドールはどこにあるか知ってる?』ン・・・どこのお店かな??・・・『それはウチ(親父の自宅)にあるやつね。タイルは勿論、土もインドから運んだよ』どうやって土を税関通した?まぁ熱処理するから検疫上の問題は無いよな。

しかし、そこまで凝るなら自宅じゃなく店に置けよ!マッタク!! もうちょっとでナイルでもナンが食えるようになったのに(笑)。
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