ぼーずの会社は人遣いが荒く、給料が安い。一つだけ誇れるのは休みが多いことだ。同級生のユミちゃんに言わすと『あんたは2日働いたら1日休んでる』。わしゃ、そぉーぷのおねいさんではない。計算してみると、土日はフルに休みなので104日、これに5連休が四季に付くから20日、足して124日か・・ある意味当たってるかも(笑)。
帰省理由としては、一つには老い先短い婆さん(正しくはぼーずを生んだ年寄りの女・・・立派なばーさんやけ)の誕生日でも祝おうという気になったことと関西、秋の味を楽しもうという二股の理由であった。ま、後者の方が重いけどね(笑)。
ぼーずは西宮の夙川と言う所で生まれた。うーんと前の話だが・・・。そして住んでいた年月より長く、故郷を離れてしまったが、遠くに在りて思うものどころかしょっちゅう帰っている。ワンコが元気だったころは奴らの顔を見に、ぼーず家最後のワンコ、ヤンが死んでからはもっぱら食い気とライブの為に帰っている。
夙川の有難いところは食い気であれば近所でどうにかなる所だと思う。市内にそれなりの店が点在しているのだ。寿司、蕎麦でさえ美味い店があり、探すべきは鰻屋くらいだ。ここの所お気に入りは中華の翠香(すいか)。兄弟シェフでやっていたが、弟は現在他店で武者修行中とのこと。
素材の味を生かした旨い料理を食べさせてくれる。今回腹を減らしていったものだから食い気に走り、写真を撮るのを忘れてしまった。皿に選り分けてからようやく撮ったのがこれ。まずは白貝のネギ生姜炒め。この貝は生まれて初めて食べた。北海道産だそうだが甘みがあって美味しかった。
続いては、車エビのマヨネーズソース。周富徳氏の言が正しければ、オーロラソースという彼のオリジナルメニューだそうだが、今や大抵のレストランで出てくるようになった。青山の富徳でオーダーすると本人が持ってきたのには驚いた。帰りに包丁持った周さんのキーホルダーまでくれたモン(笑)。
最後は旬のワタリガニ。ドウチ炒めにしてもらった。前もってお願いしてあったので活きの良いのを仕入れてもらった。月並みな表現だが身がプリプリしている。カニで思い出すのは浜松で幻と呼ばれていたドーマンと呼ばれるカニ。とても高く入社2年目の給料では手が届かなかった。種類で言うとノコギリガザミという南方系の泥蟹だそうだ。なんで浜名湖にだけいるんだろう。
今年はこのノコギリガザミが徳島で豊漁だという。通常の卸値、キロ5千円が半額だそうだ。通販のサイトで調べると1Kgで8千5百円とある。うーん、ボリまくりやんけ。いっぺん食べてみたいのだが、この値段じゃなぁ。
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