実は住んでいる近くにある大泉学園通りというのが桜の名所なのだが、通行量が多く、うっかり見とれていると、つま先をバスに轢かれる。通り沿いに外科が３軒もあるのはこの事故の多様さに負う所が多いという。（ホンマかいな？）そのため落ち着いて見られる公園が好きだ。通りの先にある樹林公園は、ここで飲み食いするな、煙草吸うなとやたら制限が多いので通勤以外にはあまり行きたくない（・・・ワガママな）
前にも書いたことがあるが、この日比谷茶廊というオープンカフェはビールの種類が豊富、且つアテ（酒の肴・・・関西弁かなぁ？あんまり関東では聞かない用法だと思う。）が充実しているのがいい。気に入った組み合わせとしてはドイツパンを使ったカツサンドとビール。ゲテといわれるかもしれないがバジルの効いたタイメシにホットワイン（笑）。
フィッシュ＆チップスも侮れない。ちゃんとモルトビネガーが出てくるところも好ましい。個人的にはオニオンスライスも付けて欲しいが、イギリスの友人はみじん切りでなければと言う。タルタルソースも悪くないと思うのだが、かの友人は酢と塩にこだわる。エゲレス人なら何食っても美味いだろ。（ゴメンナサイ。エゲレス人の皆様。世間で言うほど不味いとは思ってませんのでお許しを）
開高健さんはフィッシュ＆チップス持ち帰り用包み紙に使われている新聞紙にまで言及されていた。これはエロ記事の載っているタブロイドに限るそうで、間違ってもタイムスなんかで包んではいけないと言われていた。味が落ちるそうだ（ほんまかいな）。これを公園の机の上で広げ、両手をギラギラ、ギトギトにして食べておられたが、確かに美味そうだった。
もっとも部数で遅れをとったタイムスはタブロイド版発行で起死回生を図ったそうなので、サイズでなく、内容を確認して必ずゴシップ満載のサンあたりを選ぶ必要がありそうだ。いちいち英語を読むのがめんどくさいので色っぺー写真が載ってる奴ですな。日本なら東スポだろーか？？
この日は通常の倍近いアルコール濃度を誇るボックビールがあったので、これを頼んだ。麦汁たっぷりという味が心地よい。ふと気がつくと目の前をサクラらしき花びらが舞っていた。ええ？もう散ってる？？と花びらが来た方を見る。
右手方向に一本の桜が染井吉野よりもう少しピンクがかった花を咲かせていた。状態はほぼ満開であり、風が吹くと花びらが散っていた。店の方にこの桜の名前を聞いたのだが、帰るころにはすっかり忘れてしまった。どなたか花に詳しく、名前をご存知の方はいらっしゃらないか？(↓これです）
染井吉野は三分咲きというところであった。今週末は見頃だと思うが満開にはなりそうにないとにらんでいる。さて、ぼーずの開花予想、いかがあいなるか。
