12日にちょっと毛色の変わった飲み会があった。高校･･僕は中高一貫の学校に通ったので正しくは中高だが、その時の1年上の学年と合同の飲み会に参加した。偶然か、はたまたそんな物好きが多く集まったクラブだったのか、参加者のほとんどがバスケOB（笑）。久しぶりのクラブ総会だった。
中学では嫌ほど部員がいても、高校になるとがっくり減り単独学年でチームを組める学年は少なかった。いきおい、前後の学年とは仲がいいのが母校の特徴か。でも一度だけ、体育館に集められ正座をさせられた覚えがある。当然、酒が進むとその時の話になった。『あの時、正座させたやろ～』
当たり前じゃ、アホ･･と副キャプテンだったA野さん。お前ら試合ボイコットして来んかったやろ。俺ら全員集まっても5人やぞ。新人戦の一番ひどかった試合、５ファールで３人退場させられ、高一がみんなサボったから最後２人やった！。得点された後、スローインしようとしたら、１人に４人も着かれて･･･どないせー言うネン！！。
『え！！そんなことしましたっけ。運動部が試合ボイコットって最低ですやん。相手チームにも申し訳ないし』･･で、何となく思い出した。中学時代のヘッドコーチだったFlynn神父が四月から一年、アメリカに帰国。OBのコーチも熱血指導のK井さんから、理論派でクールなN林さんに変わった年だった。高校生に成り立ての我々はこの変化について行けなかった。
ついつい練習をサボり、その延長で試合までサボったに決まってる。いやぁ～汗顔の至りですなぁ。相手も５人VS２人で勝っても面白くなかっただろうし。ホントに、ごめんなさい。コーチにも悪かったなぁ。このN林さん、当時は感情を出さず、怒ると罵倒する代わりにキツイ皮肉を言うのが苦手だったのだが、実は熱い人だったと卒業してから知ることになる。
また、彼は兄弟３人とも同じ高校を卒業し、一番上の兄貴には非常にお世話になった。関東で年に数回集まりみんなでバスケが出来たのはこの人のお蔭だった。そうそう世界バスケ2006年の埼玉スーパーアリーナで準決勝２試合を見られたのは、神戸から来る予定がつぶれたコーチが兄貴を通じ、券を渡してくれたからだった。
これは僕が死ぬ迄に一席設けないと申し訳ないなぁ。
