恨みの情熱希薄化症

高校時代の同級生から『ブログ、サボり過ぎ』と言われたことがある。先日はライブ会場で良く会う方からも『ブログ休んでるよね』と言われ、あらー、身近で読んでくれている人もいるんだとちょっと感激。

このブログは2004年6月に“ウィーピング=ハープ妹尾”こと妹尾隆一郎さんのライブスケジュールをUPする目的で開設したものだった。もちろん師である妹尾さんにはちゃんと断って始めたのだが、公認と名乗るほどでもないので黙認というタイトルを付けておいた。

月間スケジュールだけでは寂しいのでちょっとした駄文を付けるようになったのだが、結構楽しんでやっていたと思う。当時はグーグルマップなんぞなかった上、情報誌ピアの簡易地図では判り難かったため、会場に行くための情報などもUPするようになった。まぁ自分が行くために調べたものも多かったが『京都市先斗町四条上ル５０メートル西側 朝日ビル２Ｆ』なんて情報だけで行けるのか大いに心配ではあった。因みにこれはスターダスト=クラブ(笑)。

暫くして駄文が増え、少しは楽しい文章にしようと綴り方教室？に通ったのも楽しい思い出だ。通ったのは“穴吹史士ライター塾”。週刊朝日の編集長で名物コンテンツ “恨ミシュラン”“デキゴトロジー”の生みの親、穴吹史士(ふみお)さんが講師だった。周りはジャーナリスト志望の学生が多く、只のオッサン受講生は場違いな匂いを放っていたと思う(笑)。

『君の文章はまくらがあって本文、そして必ず落ちがくるなぁ』と評され、そうか、僕の文章の本質は落語だったんだと悟った次第である。『いつもまくらが長すぎるけどこれは直らんやろ。まぁ、これも個性やなぁ』　悪癖を個性にしてもらったお陰で、それからずっと直しもせず居直り続けたワシ。

そろそろ長いまくらは止め、一月以上このブログを休んだ訳を書こう。とあるネトゲにはまり過ぎたというのもあるが、一番の理由はコロナ騒ぎ。かなりの割合を占めるライブに行けなくなったことが響いた。ライブ再開後も安全を確認してからUPしようとしているうちに書く気が薄れてきた。

そう。認めたくはないけど、この書く気、すなわち気力の減退が真の理由だと思う。コロナ疲れ？年のせい？？いろいろ考えられるが、飽きっぽい自分が16年も続けてきたんだもの、もうちょい書いていくかな。取り敢えずは宣言だけして、過去の分をぼちぼちと上げて行こう思う。･･･うーん、今回、オチが無かったなぁ(笑)。