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婆殺油地獄(ばば殺し辣油の地獄)



↑ は明石市のポスターなのだが、なんか『認知症、みんなでなれば怖くない』的な感じを持ってしまう。そもそも認知症という言葉そのものがおかしい気もするのだが・・・・眠れないから不眠症、妊娠出来ないから不妊症と呼ばれるわけだ。認知出来ないのは不認知症じゃないのか??(笑)。

89歳で逝ってしまった母親だが認知に関しては割にまともであった。食いもんはちゃんと判っており、やれどこそこのアレが食べたいとか煩いことしきりだった。唯一やってくれたのが辣油の瓶を醤油注しと間違うこと。これはこっちにも少しは責任があって、ガラス製で同じような形のものを買ってしまった。

とは言え、注ぎ口が違う上に薄い強化ガラス製なので中身が透けて見える。醤油と赤い辣油くらいは見分けがつくだろといつも言い合いになった(笑)。最終的には注ぎ口にアルミフォイルで覆いをかけ『すぐに注げん奴は醤油と思うな!!』(爆)。まぁ冷奴に辣油をかけても美味しいから問題はなさそうだが、うちの辣油はめっちゃ辛い。婆さん曰く『この辛さは人間の食べもんじゃない、食べたら死ぬわよ』・・・だったら、食べてさっさと逝ってくれとまたケンカ。

その昔、島辣油の小瓶を入手し『美味しいけど、ちょっと辛みが足らん』と思った。ある時、自分で作ったら辛くて美味しいのが出来るじゃないか、と気付く。それからは手作り辣油にハマる。作り方は至って簡単で、まずは粒胡椒、粒花椒(中華山椒)、唐辛子、八角等ホールのスパイスを乾煎りしておく。次にたっぷりの胡麻油を温め、ニンニク、ショウガの薄切りをカラカラになるまで弱火で揚げ、輪切りの唐辛子、砂糖を加え、冷ましたスパイスを入れてから火を止める。



その時の気分で、若干味が変わるのがいい。ホールの唐辛子はイタリー産の小さいものを多量にぶち込むため、驚くほど辛くて深い味の辣油が出来る。餃子に付けるとこたえられんし、ビールが進む。



広口瓶で大目に作っては小出しにしているが、辣油容器にも唐辛子等のスパイスが入っている。先日移し替えるのが面倒だったので、油切れの容器に胡麻油を注いで電子レンジにかけてみた。確かに辛い辣油は出来たのだが、風味に乏しく辛いだけ。昔食べたボルツのカレーを思い出す。やっぱり美味くするには手間暇かけないとなぁ。

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