しかし、正月に開けてくれんとこはやはりある。役所と病院である。救急病院が婆さんの傷を消毒してくれたのは4日、それ以降も水仕事・料理厳禁の為、ひたすらシェフのぼーずであった。ここ数年、お節は既製品なのだがいくらかの食材は買ってあり、これを無駄には出来ない。
錦のかね松で買った銀杏、泥付きのモチ蓮根に慈姑が残っている。特に慈姑はいつも早めに売り切れるので近所のイカリで買ってあったため早めに煮る必要がある。更にいうならば小粒であり剥くのがめっちゃメンドい。今年は何故か30日でも大粒の良品がかね松に並んでいて、あっちにしとけば良かった。あれならクワイチップス向きだったのに。
気を取り直して煮たのが ↓ これ。粒は小さいが、美味しかった。もちろん素材の慈姑だけでなく煮物がである。
蓮根団子で鍋にでもしようと思っていたのだが、てっちりには合わんかなとこれも煮物に。普段なら皮をむいて焼くというシンプルな肴にするのだが正月なのでちょっと見栄を張る。婆さんの余りにアバウトな口頭レシピに手を焼きネットで調べたが、いい加減なレシピが多いのに驚く。こいつらホントに自分で作っているのかな。根菜を下茹で無しにいきなりダシで煮ろとか無茶苦茶。
↓ 下茹でした汁が白濁した良質の蓮根だったが、手間にもかかわらず出汁は少々濁る。これを直接生のまま煮ていたらどんなことになったか。ネットの無責任さを垣間見た思いがする。
てっちりのフグから尾っぽ?を切り取り、板貼りし隠匿して干しておいたものをまずこんがりと焼く。
カップに入れ熱燗を注ぐと・・ちょっと酒を入れ過ぎたか、色が薄いゾ(笑)。でもウンメーひれ酒が出来た。尚、芸の無い銀杏塩煎りは割愛させて頂いた。
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