今更言うのもなんだが、ブルースブラザーズやウォーカーブラザーズ(古過ぎ??)は本当の兄弟ではない。また、角打ちシスターズや叶姉妹も業務姉妹?であり、同じ親から生まれた訳ではない。5日の夜、2組の兄弟対決ライブが六甲のオールウェイズで催された。Endoh Brosと土井Bros。でも、こちらは二組とも血のつながったホンモノの兄弟である・・・・多分(笑)。
関東で活躍している円道シャーク一成(V.g)氏と弟のTomo(b.g)さんのEndoh Brothers。チキンジョージの常連であるキーボードプレイヤーの土井淳さんと亮さん二人の共演だった。フライヤーを見ると対バンに見えたが、実際は亮さんがピアノで淳さんがシンセ担当のカルテットと言っていいと思う。
実は筆者と円道氏は古い知り合いで、学生時代に友人たちと一緒に遊びに行ったことがある。先月、SNSでのやり取りでその頃の話になり『関西でライブやるからね』ほな行きますわということになった次第。ひょんなことから、このライブに行くこととなった。
演奏曲はバラエティに富み、ロック、ソウル(われらが世代はR&Bと呼んだ)、歌謡曲、アニソン(笑)・・・チャーリー=コーセーとルパン三世のテーマを歌ったこともあるそうだ。特筆すべきはリードギター無しでジェフ=ベック特集をやってくれたことかな。People Get Ready、迷信、I'm So Proud、Going DownとBBAからの選曲が多かったが、ギターソロは淳さんがなんとシンセで対応。
途中でパーカッションの宇和天四郎氏が登場。前に聴いたモモさんのライブではダンボールを叩いてたが、この日はちゃんと?ジャンベを叩いてくれた。因みにこの天さんも一緒に遊びに行った仲間の一人。その頃『天四郎は女の子みたいに可愛かった』とステージからばらすシャーク(笑)。なんかギタリスト西野やっさんの影響受けてないか?
アンコールでは全員が立ち上がって、ダンス天国を踊る(笑)。その昔、ブルーノートでやったサム=ムーアの日本公演でもここまでは行かなかったぞ。そしてこれで最後と言っていたにも拘らず、ドゥービーのLong Train Runnin'を追加する気前の良さ。熱狂のままライブ終了した。次回が楽しみだな。