御近所ライブハウスのイエローリボンにFridgeがやって来た。それで?そのタイトルは何??復活祭にはまだ早いぞと言われるのを覚悟で書いた今回の見出し(笑)。実はメンバーの一人が流行り病?(こう本人曰く)に倒れ、復帰ライブでもあったのだ。まぁ大過なく良かった、良かった。
今回のFridge、ちょっと趣向を変えてカヴァー曲が多め。いつものように列挙しておくと、まず一部が①Two of Us ②Cruisin’③For What It’s Worth ④Ain’t No Sunshine ⑤Circulate ⑥Midnight Cruise ⑦Nebula Newborn
カヴァー曲としてビートルズのナンバー①でスタート。真紀ちゃんとのハモリが楽しい曲だった。③は長年の喧嘩友達のスティーヴン=スティルスとニール=ヤングが一緒になった最初のバンド、バッファロー=スプリングフィールドのデビューアルバム曲。全く覚えは無いがシングルカットもされたらしい。この二人、これから10年以上喧嘩しては別れを続け・・・ホントは仲いいんじゃないか?(笑)。
スティルスの作品で意味はなんとなく分かるが、テーマは何かが判然としなかった。気になったので調べたら、ヒッピーのたまり場付近を夜間外出禁止にしたことによる暴動を歌ったものだという。うっすらと覚えがある事件だった。そして筆者も大好きなビル=ウィザースの④。その後はオリジナルで締める。
2部は①Walkin’One & Only ②Happier Than morning Sun ③Rich Girl ④Lier ⑤Strawberry Jam ⑥Planet Dance ⑦Fridge On The Road ⑧Life Is Goin’On まずはダン・ヒックス&ヒズ・ホット・リックスの不思議な曲をまっとうな方向にアレンジした①で始まる。次いでスティーヴィー・ワンダーの名曲。これには『輝く太陽』という邦題が付いた。
そしてホール&オーツ作でパパ活の歌?に聞こえる③。『貴方が望むだけ傍にいるね。私から離れないで』と言ったじゃないか!この嘘つき!!というスリードッグナイトの④。世界中どこにでもある話ですなぁ。カヴァーが4曲続いた後は同数のオリジナルで2部終了となった。
アンコールは先日亡くなったジェフ=ベックを偲び、People Get Ready。ロッド=ステュワートのヴォーカルだったがジェフのバッキングが最高の曲(聴きたかったらココね)。カヴァー多めという面白い構成だったが、これからもやって欲しい。カヴァーで押し通した、このバンドの前身とも言えるUncle Uncleを思い出してしまった。