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Dead Pool

外タレのコンサートでベストを上げろと言われたら、ぼーずは迷わず高校時代に聞いたシカゴを選ぶ。アルバムではジャズやクラシックの要素が濃い彼らだが、73年大阪の四ツ橋厚生年金会館での演奏はロックそのものだった。その時のロックサウンドはギターのTerry Kathに負う所が非常に大きかったと思う。

コンサートが終わってから『Terryってあんなに上手かったんや』と皆で話した。ギブソンのレスポールレコーディングを長年探し求め、やっと手に入れたのは彼への思いと言ってよい。(実際は類似機種のプロフェッショナルをステージで弾くことが多かったようだが)彼が若くして死んだ時は本当に残念だった。

彼が死んだ時にはロシアンルーレットが原因と伝えられていた。実際は空の回転式拳銃を頭に向けトリガーを引き、次に空のマガジンが入った自動式で『大丈夫だよ。弾は入ってない』と言いながら同じことをした所、薬室に実包が残っており、それが彼の命を絶ったという。ルーレットと言うよりは事故死と言うべきだろう。

スリル満点かも知れないが、外れて賞金がもらえる訳では無いので余りやりたくない賭けだ。メリットがあっても死んでは終わりだ。死ななければ・・・これはちょっと迷う。ぼーずはフグが大好きなのだが、幼馴染の親父さんに自分が釣ったフグを調理するのが趣味だった人がいた。曰く『くちびるがちょっと痺れてくるぐらいの方が美味い』。あのねー。

人様の死ぬ時期を予想し合う言語道断の賭けをDead Poolと言うそうだが、フグルーレットなんちゅうのはどうだろう。漫画家の白土三平さんはフグに当たり3日間雲の上を歩いている様だったと書いておられた。これはひょっとして臨死体験かも(笑)。ぼーずの口はいやしいが、これを読んでからはまともな料理屋以外でフグを食べないようにしている。命を賭けるほどのもんじゃないしね。

ガキの頃聞いた話に、どうしてもフグを食べたかった福島正則はどこに毒があるかを知りたがり、罪人にフグの色んな部位を食わせ、無事だった奴の罪を許したというものがある。死刑を免れて美味いもんが食えたら・・・わはは、やってたかも(笑)。戦国時代に生れないで良かった。

ちなみに、危ないのはやはりキモ系で、特に白子はメチャ旨なのだが、たまにオカマフグとゆーか、白子の中に卵巣を持った両性フグがいるそうな。これがものすごくヤバいらしく、坂東三津五郎氏はこれで亡くなったと聞く。因みに友人の親父さんの死因は中毒死では無く、病死であった。ま、仮に中毒死であっても世間には言えんだろうが・・・(どっちやねん)。
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