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徘徊の山辺(思い出編)

十数年前だったと思う。ワンコのヤンが一度散歩に出ると二時間は帰ろうとしなかった頃の話。なにせ海から帰ってきて玄関に入らず、そのまま家の前を北上しようとした奴である。お前、そんなにウチが嫌か(笑)。歴代のワンコは何の迷いもなく家に帰ったというのに・・・。

こいつを一度、思いっきり歩かせたらどれ位付き合うか試してみたくなった。山の中では放したかったので、高校時代に友人達3人でキャンプをした夙川の上流、剣谷(ケンダニ)という人気の少ない所へ連れて行く。あまり遠くに行かれると困るなと心配していたが、常に見えるところを歩いてくれた。山中は不安だったのかも(笑)

その頃から川岸は柵で囲まれていたので、手前で川に下り、岩のごろつく上を上流に向かった。同じ所を登りたかったので、いつもの山を舐めたサンダルではなく、軽登山で足元を固め、入口までスクーター(笑)・・・けど入り口が無い。仕方なく家が途切れるまで坂を上る。



取り敢えず入れそうなトコから河原に辿り着くが ↑ 一部藪こぎを強いられる。鉈を持たず出かけたので『マムシ、出てきたら食うぞ』と言いながら歩く。しかし、河川敷は私有地じゃないはずなのに ↓ ギリギリまで塀がある。



奥茂みをぬけて歩いてゆくと結構冷たくてきれいな流れに変わるが、この辺りは貯水池から流れ出た沢も多く、ちょっと飲む気になれない。



ここを抜けると巨大な砂防ダムに遮られ・・・元に戻って巻くことになった。↓ ここまで厳重に塀を立てるかね?



更に上流に向かおうとしたが、道が途切れている。軟弱なコンパスは持っているが、地図が無いとちょっと大きく巻くのには不安になる。以前は河原を登ったが、ちょっと無理臭いなぁ。



なんせ山道と言うよりはケモノ道(笑)あちこちに猪が掘ったような穴もある。



ちょい意地になり巻いてみた。支流が真横から流れており、『デブは乗るなよ』と言わんばかりの橋が架かっている。これは余計なお世話だろ。



ケモノ道がウラジロで覆われだしたので退散することに。次回は長袖、長ズボンで来るかな。鉈より南米のマチェーテ(山刀)が欲しいが、絶対持ってたら通報されると思う
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