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忘れていた言葉

半世紀以上も息をしてると、若い人たちは知らんだろうなと思うことが増える。鉄腕アトムや鉄人28号?・・・それ位は知ってますよと言われるか。でも人間が演じていた実写版を見たことのある人は少ないだろう。子供心にも『これは無いな』と思われるような出来であった作品も少なくない。

なにせ出てきた空飛ぶ円盤はスバル360に張りぼての輪っかを付けたものだった。流石にタイヤは見えないようになっていたが、まったく空を飛ばずに地面を這いずるホバークラフトのような乗り物だった。このアトムの出来の悪さを思い知らされた手塚治虫さんが、マグマ大使の実写化に難色を示したなんて話も伝わっているほどだ。

今年になって半世紀以上忘れていた言葉が出てきた。ブギウギ・・・ではない。カネヨンの宣伝おばちゃんが一世を風靡した歌手であったと若き日のお袋から聞いたことはあるが、言葉自体は音楽用語。これを知らんと言えばDTBWBの静さんや荒井さんに怒られる。現れた言葉とは“パー券”。日夜、新聞を騒がしている用語である。

最初はパーティー券と書かれていたものが新聞ですらパー券と言い出した。こいつは筆者が中学の頃に社会問題となっていた。その頃から政治家が暗躍していた訳ではない。奴らにそんな斬新さや独創性はない。問題は当時の不良・・・今で言えば四分の一グレ辺りだろうか・・・が真面目な若者を脅し、騙してパー券を買わせる手の込んだカツアゲみたいなもんだった。

グレた中でも比較的まともな奴は実際に会場やシケた食べ物を用意したが、ひどい奴になると全くの不渡り券?を脅して買わせていたのである。ね、カツアゲと詐欺が加わったようなもんでしょ。今の自民党は60余年前の不良と変わらん存在なんだ (笑)。被害者が善良な若者から、脇の甘い企業に変わったことが唯一の救いかな。

恐らく、今の政治家をやってる爺さん達は当時の不良からカモにされ、仕返しも含めてパー券を売っていたに違いない。今の彼等からして思うに、親から金は貰っており、生意気だが腕力はないガキだったろう。絶好のターゲットだったと思う。安倍君は若すぎるが麻生君なんかは上客だったんじゃないかね。爺さん達のオリジナリティの無さにはあきれるな・・・と勝手に決め付けてみた寒い夜。

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