思い当たるのは昨日の無謀なストレッチ。準備運動で怪我してどないするねんと自分に問いかける。大体腰痛の原因はいきなり重いものを持ち上げたなんてのがほとんどである。今回みたいにゆっくり体を絞っていって起きたなんてのは聞いたことが無い。とりあえず『ユックリ腰』とでも名付ける事にする。
退屈しのぎにベッドの上で新聞を読み終えると何やら眠気が。５時なんぞに起きるものではない。食欲が無いことをいいことに、朝寝としゃれる。その後、気づいたら、もう昼を廻っていた。途中トイレに起きるが、腰は猛烈な痛みを持ったままだ。仰向けになって寝ているときは無痛だが、ひとたび体を捻ると跳び上がるほどの痛みを感じる。
結局、日曜は何もせず、何も食べず１日を過ごす。これが毎週できれば・・・うーん。ちょっとは痩せるであろう（笑）。ぼーずのブートキャンプ、本人が痩せたら売れるかも。まぁ腰をいわして食欲不振になりたい奴が世の中に大勢いるとは思えないので止めておくことにする。
結局、月曜日は会社もサボり、近所の名医 栗原整形を訪ねた。ここはぼーずが現役の頃から世話になっている所で、上手な上にリハビリ系の治療を得意としている。問題はどっかが傷んでとーぜんの年代に達したじーちゃん、ばーちゃんが多く訪れ、待たされることだ。先生によると朝の５時から並んでいるそうだ。そんだけ元気なら医者にこんでもええやろ（笑）。
『（加療用）ベルトが腰に廻れば牽引しましょう。』この憎まれ口は院長のＤＮＡか？副院長から有難いお言葉を頂く。怪しげな写真に使われるストッキングガーター風のベルトを締め、ベッドに横たわりワイヤーをそのガーター？にセットしてもらう。この後ゆっくりと腰を引っ張っては緩める、この繰り返しを２０分ばかり続けた。
腰だけ引っ張られたら座高が伸びるんじゃないか？ふと、しょーもないことが気になりだした。引っ張るなら足からにしてくれ（笑）。その後電気を腰に当て病院を後にした１１：３０に入って出たのは１４時近く。２時間コースか、ため息をつきながらスクーターにまたがると・・・なんなく足が上がる。おー、来た甲斐はあったなー。発症から３日目、ユックリ腰はゆっくりと快方に向かった。
