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踏みたい背中(その2)

かつて3人の名人がいたと書いたが、相性も有るので誰もがそう思ったかは判らない。確実なのはこの人達にかかれば、凝った所が一発で探り出されるのだ。反対にどうしてもそこに行き着かない人もいる。30分やって全てツボを外されたことが2~3回あったが本当にイライラした。最近そんな人に当たることが多くなった。

この間やっと判った。ぼーずが下手と感じる人達には共通点がある。彼女達は皆ツボを少しずつずらしながら揉んでいるのだ。つまり満遍なく揉んでいるように見えるが、本当に凝った所を素通りし、すぐに別の所へ移るので効いた気がしないのだ。それどころか、じらされてイライラしてしまう。

本当に上手い人は凝ったところへ指が吸い付く感じがする。京都のマッサージさんは『自分は指圧師なので揉みません』と最初に断ってきた。しかし、押さえる所、押さえる所がドンピシャだった。

先週の金曜、土曜と最短の10分コースを受けてきた。10分なら例え下手でも我慢できるし、上手かったら延長すれば良いからだ。あんまり期待していなかったが、案に相違し、二人とも上手だった。今携帯にはしっかり二人の名前が追加された。これで暫くは持つだろう。

先日ドラムのスティックをツボに当てて押すとなかなか気持ちがいい事に気付いた。商品化出来んかなぁ(笑)。そう言えば子供の頃、同居していた叔父によく腰を踏まされた。コリのひどい時は自分で自分の背中が踏めたらと思う。良かったら、誰か肩踏み互助会作りません?

求む!踏まれ強い人
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