これは震災による流通網の分断のせいと考えられないわけではないが、無くなると困る→買い占めに走るという集団心理が働いたと思う。実はその前にも同じことがあった。73年オイルショックの時にトイレットペーパーが底をついた。その時は古紙の価値も上がり『古紙回収業者が古雑誌数冊でトイペを一巻置いてったよ』と行き付けの喫茶店で驚いたように言われたことがあった。
今回の騒動を振り返ると、買い占めるバカがいなければ十分な量が市場に出回っていたという。最初のデマ『中国での生産が止まった』。だが、かの国では使用後の紙をトイレに流さないのがマナー。紙質が悪い上に水圧が不安定なので、流すと詰まるからだそうだ。そんなトイペ輸入してるかね!?ちょっと考えれば判るとおもうけど。
デマを流す奴は手が込んでいる。次は原料がストップしたと言い出した。バージンパルプなら判らんでもないが、それについては生産会社がいち早く『原料はほぼ国内調達』とのコメントを出しているし、オイルショック時のように、資源回収の車がその辺を走り回っているわけでもない。ちょっとは冷静になれよ。
更に言うなら当時と違いシャワー式トイレの普及度がかなり上がっている。紙は水を拭き取るだけなんで使用量は半減しているだろう。うちなんぞ一袋買うと一月は持つ。ただ結構持つので買い置きをしなかったのがアサのトイペ。もう在庫は3巻余という危険領域に迫ってきた。と言っても拭いてやるほど過保護ではなく、道に敷いて使用、最悪は新聞紙で代用する。
直径20cm位の五重輪を作り、写真のように平たくしたものをアサがしゃがんだ辺りに差し込む。後は落とし物をくるくる巻いて袋に入れ、トイレに流す。道も汚さないし後始末も楽。この安くて香料のきついトイペが手に入らん(笑)。先日のTVではこの薔薇のなんちゃらが10袋しか入荷しなかった店で取り合いする姿を映していた。煽るなよ!
一人の婆ちゃんなんぞ、12ロール入りの袋を下げながら争奪戦に参加し、店員に止められていた。『アサ、あの婆ァのケツを噛んだれ!!』。ところで、東日本震災の時はある日トイペが閉店まで数袋残るようになった。それが2~3日続いた後、突然棚には普段通りのトイペが並び出したのを思い出す。
賭けてもいい。今月末までに同じことが起こると思う。割高な料金を払い、買い占めたバカども、ざまを見ろ。押し入れのこやしを年内に使い切ってみやがれ!
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