思い返すが、途中で辞めようと思ったことは殆どなかった。殆ど･･･というのは、こいつ思いっきりドツキたいけど、やってしまったら会社辞めるしかないだろうなぁと思ったことが何度かあるからだ。これでも若い頃は結構いいパンチしてたからなぁ。ドツいてたら面白かったかも（笑）。
辞めなかったのはひとえに会社が面白かったからだと思う。面白いは言い過ぎかもしれないが、とにかく退屈しないトコだった。なんせ毎日違ったトラブルが発生するので、日替わり定食かよ！とぼやいていた位だ。いくつか書けばなるほどと思ってもらえるのだが、先日退職後の機密保持誓約書にサインさせられたからなぁ。まぁ、言い訳できるよう提出日を4月1日にしておいたので、あれはエープリルフールですと言えるかもしれない。
昨年、２つの課が合併して出来た為に中々の大所帯になってしまい、幹事は会場探しが大変。今回は近所の結婚式場が歓送迎会の会場になった。垂れ幕を見るとちょっと気恥ずかしいなぁ…と言いつつも記念撮影。何度も着せられたがこの日は自主的に赤いベストを着た（笑）
２輪の研究所から移ってきたのが1991年。4年程エンジン先行開発プロジェクトで働いた後、95年同じ所内にあった基礎研究所へ横滑り、航空機とロボットを担当した。当時はどちらも箝口令が敷かれており、同窓会でも『人に言えんことやってます』としか言えなかった。お蔭で『学生時代と変わらんやんけ』と元悪ガキ共におちょくられたもんだ。
通常、卒業式では花束の贈呈があるのだが『高橋さんに花束はないだろと課長に言われました』と幹事。確かに荷造り中に高価な生ゴミを貰うのは有難くない。謹んで好意を受けさせて頂く。花の香？ラフロイグのトリプルウッド、3種のバレルで熟成させた逸品だ。真面目な顔で挨拶しているが、内心はニッコニコ（笑）。
贈呈者は新入社員の頃からずっと同じ課だったＡ嬢。マイクを通さないよう『オイ、最後だしハグしてほっぺにチューでどーだ？』『絶対嫌です』という会話がなされた。えーやないか減るもんじゃ無し。それどころか、このブログへの掲載も断られたので顔を隠す。
うーん。モザイクかけて、かえって危ない写真に見えるゾ（笑）。普通にしてりゃ普通に可愛い奴なんで紹介希望者は自分の写真に5千円札を添えて私までどーぞ。但し返事は保証しないし、返金もしないので、そのつもりで。
