芦屋ではこういうクレームを付ける客はいないらしい。答えに詰まる兄ちゃんを尻目に帰ってきた。全部がこんな店じゃないのは判っている。クリス(クロード=チアリの息子さん)のBarなんか最高だもん。ただ一部の芦屋殿様商法スタイルが気に食わないだけなのだ。なにせ六麓荘ほじくり返したら50億円も出てくる土地柄、真っ当な商売せんでもいいからなぁ。(掘ったのは国税のマルサ君達だけど)
先月、芦屋と聞いて一瞬顔をしかめたが『行く！』滅多に聞けない静沢真紀バンドなら六麓荘の中でも行くぞ･･･シツコ(笑)･･･そんなトコでライブはないし。真紀ちゃんとの付き合いは長いが、彼女がバンマスを務める真紀バンドにはホント１～2回しか行ったことが無い。なにせライブ数が少なく、年１にも満たないので、こりゃ行くしかない。
今日は新しいギターのお披露目と言っていた通り、エピフォンで登場。シェラトンかな？ナチュラルの木目が美しい。ハウリンでこれと同じツルさんのエピフォンを弾かせてもらい『これ欲しい』と言っていた真紀ちゃんだが、見つけたな。
前の週の江坂でも一緒だった岡田英之(Key)さん。このNativeと書かれたキーボード、薄いけど良い音してる。彼以外に弾いている人を知らないから調べてみたらMIDI系を得意とするドイツの会社だという。当然ながらシンセの音もカッコ良かった。
七五三帰りは有福珍(b)クン。芦屋という事で気を遣ったらしい(笑)。普段は真冬でもTシャツに短パン。『灼熱地獄です』と(爆)
あれ？ドラムの三夜クン可愛くなって･･･な、訳はない。今夜のタイコは前島文子さん。フクチンと彼女は２夜連続で聴くことになった(笑)。
一番面白かったのが真紀ちゃん。バンマスという事でMC喋り倒し(笑)。普段の寡黙さからは考えられん。前島文ちゃんを紹介しながら『衣装は五号ですよ。私、お米しか思いつかない』･･･こら、君の場合もっと相応しいものが･･･『後はお酒ですかね』･･･そう、そっちだろ(爆)。
さて、次に聞くのはいつになるか。このバンド、もう一つの見ものは真紀ちゃんのヴォーカル。普段のクリアーな声だけでなくドスの効いた河岸声のブルースもあって楽しかった。普段は歌わない前島さんにも歌わそう(笑)。
